受験と生理が重なったら…エリエール、実体験と対策を調査

 大王製紙が展開するエリエールは2023年12月4日、クラブエリエール会員の20代から90代の女性を対象に行った「受験と生理が重なったらどうする?実体験と対策を徹底調査!」の調査結果を報告した。夜用や長時間用のナプキンで対応した人が約7割だった。

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受験と生理が重なったらどうする?実体験と対策を徹底調査
受験と生理が重なったらどうする?実体験と対策を徹底調査 全 4 枚 拡大写真

 大王製紙が展開するエリエールは2023年12月4日、クラブエリエール会員の20代から90代の女性を対象に行った「受験と生理が重なったらどうする?実体験と対策を徹底調査!」の調査結果を報告した。夜用や長時間用のナプキンで対応した人が約7割だった。

 「受験と生理が重なったらどうする?実体験と対策を徹底調査!」は、2023年9月26日から10月5日の期間、クラブエリエール会員の20代~90代の女性を対象にインターネットで実施した。回答件数は884件、有効回答数は879件。

 「受験日と生理が重なった(重なりそうになった)経験」に対して、「ある」が55.9%と過半数に達した。

 「受験日と生理が重なることで感じた不安」では、「トイレ、生理用品交換の不安」が82.1%、「経血モレの不安」が79.2%、「生理痛、体調不良の不安」が70.3%と、いずれも多くの人が不安を感じる結果となった。そのほか「試験で実力を発揮できない不安」が45.0%、「荷物の増加、忘れ物の不安」が32.8%、「鎮痛薬などの服用に関する不安」が28.1%という結果になった。

 「不慣れな受験会場でトイレの場所がわかるか、混雑しないか」「生理用品をどこにしまうか、取り出す時に落とさないか」「モレないか」「生理痛」などの不安もあがった。

 「受験当日にとった生理対策」については、「夜用や長時間用ナプキンを使用した」が73.9%、「生理用品を多めに用意した」が69.9%、「鎮痛薬を用意・服用した」が44.2%、「使い捨てカイロなど冷え対策をした」が28.3%という結果となった。「生理用品を吸収量の多いタイプにする」「取り替える回数を増やす」など、生理用品での工夫や、生理痛について対策をしている人が多い結果となった。

 八丁堀さとうクリニックの佐藤杏月副院長は、生理中において「体を温める」「栄養バランスの整った食事を1日3食とる」「適度に体を動かす」「濃い色のボトムスを選ぶ」などの対策も勧めている。

 アンケートの詳細は、エリエールのWebサイトで閲覧できる。

《宮内みりる》

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