日本女子大×台湾の淡江大、学生・教員交流へ協定締結

 日本女子大学は2023年11月15日、台湾の淡江大学(Tamkang University)と学生交流に関する大学間協定を締結した。今後は学生の留学や教員交流へ発展するとしている。

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 日本女子大学は2023年11月15日、台湾の淡江大学(Tamkang University)と学生交流に関する大学間協定を締結した。今後は学生の留学や教員交流へ発展するとしている。

 台湾の淡江大学は、私学高等教育機関として台湾最古の歴史を誇る。「国際化、情報化、未来化」の「三化」方針で、総合的な教育環境を提供。台湾企業1,000社が選ぶ「大学生評価ランキング」において約20年間、台湾の私学トップに選出されている。

 日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えた。私立女子大学で唯一の理学部を有し、文理融合の教育環境をもつ女子総合大学。2023年度は「国際文化学部」を開設。2024年度は「建築デザイン学部」、2025年度は「食科学部(仮称・構想中)」と、今後も新学部の開設を予定している。2006年から、家政学部住居学科の学生が、海外短期研修を通して淡江大学の学生と共に学んでいるという。

 今回は、11月15日に台湾の淡江大学(Tamkang University)と学生交流に関する大学間協定を締結した。日本女子大学の篠原聡子学長は「淡江大学と継続的に開催している『国際ハウジングワークショップ』を通して、学生同士の交流とともに、教員間の継続した交流にも寄与する共同研究のプラットフォームにもなってきた。このたびの協定締結により、学生交流、研究交流がより一層活発になり、台湾と日本との親善と相互理解がさらに深まることを願っている」とコメントしている。

《宮内みりる》

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