長野県長野市にある清泉女学院大学は、2025年4月に全学部全学科を男女共学とし、大学名を「清泉大学」に変更すると発表した。人文社会科学部（情報コミュニケーション学科、文化芸術学科）の新設も計画。短期大学の幼児教育科は、清泉大学短期大学部こども学科に名称が変更となる。
清泉は、キリスト教の教えに基づく大学。1946年に千鳥ヶ池修道院において長野清泉寮学院を開設したのが始まり。1969年に校名を清泉保育女子専門学校に変更。1981年に清泉女学院短期大学、2003年に清泉女学院大学を開学した。
今回、新しい時代を生き抜く新たな学びへの転換として、2025年4月に全学部全学科を男女共学とし、「清泉大学」に名称変更することを明らかにした。大学名の変更とともに2025年4月には、人文社会科学部（情報コミュニケーション学科、文化芸術学科）を新設（設置構想中）。短期大学の幼児教育科は、清泉大学短期大学部こども学科に名称変更し、短期大学部を含めて4学部5学科の新体制となる。大学院看護学研究科には、保健師養成講座も新設する（設置構想中）。
また、大学を運営する学校法人清泉女学院は、清泉女子大学（東京）を運営する学校法人清泉女子大学と2025年4月1日に合併することで基本合意している。存続法人は学校法人清泉女学院で、清泉女子大学は学校法人清泉女学院の設置大学として存続する。
