長野県教育委員会は2024年1月5日、2024年度(令和6年度)高等学校入学志願者第2回予定数調査の結果を公表した。公立全日制の倍率は、前期選抜が1.42倍、後期選抜が1.33倍。後期選抜の学校・学科別では、野沢北(理数)8.75倍、伊那北(理数)8.50倍などが高かった。
予定数調査は、前期選抜、後期選抜それぞれについて、中学3年生の志望校を1校調査したもの。前期選抜は公立のみ、後期選抜は私立、高専、県外志願、未定も含む。調査実施日は2023年12月11日。
公立全日制の前期選抜は、募集人員3,727人に対し志願予定数が5,285人で倍率1.42倍、後期選抜は募集人員9,993人に対し志願予定数が1万3,285人で倍率が1.33倍。
後期選抜の倍率を学科別にみると、「特色学科」3.70倍がもっとも高く、「家庭科」2.03倍、「農業科」2.01倍、「工業科」1.77倍、「商業科」1.71倍、「総合学科」1.63倍と続いた。「普通科」は1.15倍だった。
後期選抜におけるおもな学校の倍率は、長野(普通)1.31倍、松本深志(普通)1.21倍、屋代(普通)1.01倍、屋代(理数)3.50倍、伊那北(普通)1.11倍、伊那北(理数)8.50倍、飯田(理数)4.42倍、上田(普通)1.20倍、野沢北(理数)8.75倍など。
2024年度長野県公立高等学校入学者選抜の日程は、前期選抜が1月25日~29日に志願を受け付け、2月1日に選抜実施、2月9日に合格者を発表する。後期選抜は2月20日~22日に志願、2月26日~29日に志願変更を受け付け、3月6日に選抜を実施する。追検査は3月14日。合格発表は3月19日に行われる。