Amazonは2024年2月26日、FireキッズモデルやFireキッズプロを含めた「Fireタブレットシリーズ」において、リクルートが提供する「スタディサプリ 小学・中学講座」の利用が可能になったと発表した。プログラミングや英語学習などの従来のコンテンツに加え、学習系コンテンツの拡充を図ることで、Fireタブレットシリーズにおける学習体験の強化を目指す。
タブレット端末は、学校だけでなく家庭学習においても欠かせない学習ツールの1つとなりつつある。Amazonは、より多くの子供たちに楽しく学べる環境と新たな勉強への取組みを提案するべく、基礎から応用、授業の予習・復習から中学受験・高校受験対策まで網羅し、楽しく学べるコンテンツとして人気の高い「スタディサプリ 小学・中学講座」のFireタブレットシリーズ上での利用を開始した。
Amazon Fireキッズシリーズは、2019年に3歳以上を対象とした「Fireキッズモデル」を、2023年に6歳以上を対象とした「Fireキッズプロ」を発売。2019年の販売当初と比較して、2023年には約3倍の販売台数に伸びているという。
スタディサプリ 小学・中学講座の利用開始にあたり、リクルートの笹部和幸氏は「今回は多くのAmazon Fireタブレットシリーズご利用者さまよりご要望をいただいたこともあり、Amazonアプリストアへのスタディサプリ対応開始に至りました」とし、今後も子供が自ら学びたくなるような個別最適化された学習体験を提供していきたいとコメントを寄せた。
Fireタブレットシリーズのユーザーであれば、Fireタブレットのホーム画面から「アプリストア」を開き、「スタディサプリ 小学・中学講座」を検索してダウンロードすることで利用が可能。Fireキッズシリーズを使用している場合は、ペアレントダッシュボード上でキッズプロフィールに「スタディサプリ 小学・中学講座」のアプリが追加できる。
対象となる機種は、第8世代以降の、Fire HD8、Fire HD10、Fire Max11、Fire HD8 キッズモデル、Fire HD10 キッズモデル、Fire HD10 キッズプロ。なお、提供開始現在、小学講座については1年生対象教材・2年生対象教材の一部のみの提供となり、順次他学年の対応を進めていく。
