【大学受験2024】国公立(中・後期)29大学で2段階選抜

 文部科学省は2024年3月11日、2024年度(令和6年度)国公立大学入学者選抜(中期・後期日程)の2段階選抜実施状況を発表した。2段階選抜は29大学36学部で実施し、4,399人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは「山梨大学」の853人であった。

教育・受験 高校生
中期・後期日程の第1段階選抜不合格者数
中期・後期日程の第1段階選抜不合格者数 全 4 枚 拡大写真

 文部科学省は2024年3月11日、2024年度(令和6年度)国公立大学入学者選抜(中期・後期日程)の2段階選抜実施状況を発表した。2段階選抜は29大学36学部で実施し、4,399人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは「山梨大学」の853人であった。

 中期・後期日程で2段階選抜を実施したのは、国立が24大学29学部、公立が5大学7学部の計29大学36学部で、計4,399人が不合格となった。2段階選抜による不合格者がもっとも多かったのは「山梨大学」853人、ついで「一橋大学」487人、「大阪公立大学」423人、「東北大学」276人、「福井大学」274人、「琉球大学」221人など。

 一方、2段階選抜の不合格者が0人だったのは、北海道大学、お茶の水女子大学、電気通信大学、横浜国立大学、富山大学、名古屋工業大学、滋賀大学、神戸大学、公立千歳科学技術大学、旭川市立大学、岩手県立大学、前橋工科大学、横浜市立大学、川崎市立看護大学、福井県立大学、長野県立大学、兵庫県立大学、和歌山県立医科大学の18大学であった。

 2段階選抜を取り止めた大学は14大学35学部、緩和した大学は21大学25学部。中期日程試験は3月8日以降、後期日程試験は3月12日以降に実施し、合格発表を3月20日~24日に行う。

《川端珠紀》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集