【夏休み2024】メディアアート展覧会「キミ( ).コード( ).セカイ( )」ICC

 NTTインターコミュニケーション・センター(東京都新宿区)は2024年7月23日~8月25日、メディア・アート作品の展覧会「ICCキッズ・プログラム 2024 キミ( ).コード( ).セカイ( )」を開催する。8月3日には当日先着順にて、小学生以上を対象としたギャラリーツアーも行う。入場無料。

教育イベント 小学生
宮内暖笑《live~ drawing~》2023年
宮内暖笑《live~ drawing~》2023年 全 2 枚 拡大写真

 NTTインターコミュニケーション・センター(東京都新宿区)は2024年7月23日~8月25日、メディア・アート作品の展覧会「ICCキッズ・プログラム 2024 キミ( ).コード( ).セカイ( )」を開催する。8月3日には当日先着順にて、小学生以上を対象としたギャラリーツアーも行う。入場無料。

 NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)は、日本の電話事業100周年(1990年)の記念事業として設立された、NTT東日本が運営する文化施設。「コミュニケーション」をテーマに、科学技術と芸術文化の対話を促進すべく、展示や展覧会、イベントなどを開催している。

 「ICCキッズ・プログラム」は、メディア・アートに触れることで子供たちの好奇心と想像力を育むことを目的に、2006年より毎年夏休みに実施。2024年度は、小学校でのプログラミング教育導入の流れを受け、メディア・アート作品をプログラミング的な要素(規則性、ランダム性、自律性、数学)としてとらえ、感覚的にだけではなく、論理的思考にもつながる「モノゴト」としての視点で作品を鑑賞・体験できる場をつくるという。

 展覧会タイトルの「キミ( ).コード( ).セカイ( )」に入っている括弧とピリオドは、プログラミング言語の構文に倣ったもの。タイトルに含まれる「キミ」「コード」「セカイ」というワードは、それぞれが展覧会のテーマに深く関わっている。「キミ(と)コード(と)セカイ」、「キミ(が)コード(でみる)セカイ」、「キミ(が)コード(で作りかえる)セカイ」など、多様な意味付けが可能なことから、モノゴトに対して体系的にとらえることを「コード(する)」とし、アートに触れることを試みるという。

 出品作家は、北千住デザイン、サスカッチ+サスカッチksmt、避雷、宮内暖笑、椋木新、mole^3、Liyl。なお、8月3日午後2時より、小学生以上を対象としたギャラリーツアーを実施。定員20名で、当日先着順にて受け付ける。

◆ICC キッズ・プログラム 2024 キミ( ).コード( ).セカイ( )
日時:2024年7月23日(火)~8月25日(日)11:00~18:00
<休館日:2024年7月29日(月)、8月4日(日)、5日(月)、13日(火)、19日(月)>
会場:NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)ギャラリーA (東京都新宿区西新宿3-20-2 東京オペラシティタワー4階)
料金:入場料無料 ※当日入場は事前予約者優先。予約方法は、後日ICCWebサイトに掲載

◆ギャラリーツアー
日時:2024年8月3日(土)14:00~15:00
定員:20名 ※当日先着順、13:30より受付開始
対象:小学生以上

《木村 薫》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集