留学経験のある大学生、4割強が「就活を意識」

 RECCOOは2024年7月13日、Z世代調査「大学生の留学の目的」の結果を発表した。留学の目的としてもっとも多かったのは「言語能力の向上」で約6割、また留学の際に「就活」を意識していた人は半数に近いことなどが明らかになった。

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留学する際の理由として「就活」を意識していましたか?
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 RECCOOは2024年7月13日、Z世代調査「大学生の留学の目的」の結果を発表した。留学の目的としてもっとも多かったのは「言語能力の向上」で約6割、また留学の際に「就活」を意識していた人は半数に近いことなどが明らかになった。

 調査は2024年6月28日、現役大学生にアンケート調査などができるマーケティングサービス「サークルアップ」に登録する大学1年~4年生を対象に実施した。有効回答数は留学経験のある56人。

 留学の目的について尋ねたところ、もっとも多かった回答は「言語能力の向上」で57.1%。以下、「異文化理解の促進」(51.8%)、「学問的な成長」(32.1%)、「人間関係の構築」(16.1%)、「就活のため」(10.7%)と続いた。

 つぎに、「就職」に注目し、留学する際の理由として「就活」を意識していたか尋ねると、「意識していた」(「とても意識していた」21%、「少し意識していた」23%の合計)との回答が44%、「意識していなかった」(「あまり意識していなかった」32%、「全く意識していなかった」23%の合計)と回答した人は55%だった。

 留学の目的について、明確に「就活のため」という回答は多くなかったが、「言語能力の向上」や「異文化理解の促進」などを留学の目的とする背景には、大学生の就活を見据えている姿勢が見てとれる結果となった。

《木村 薫》

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