日本でTOEIC Programを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2024年10月28日、TOEIC Listening & Reading公開テスト(以下、TOEIC L&R公開テスト)のリピート受験割引制度のリニューアルを発表した。次回試験日より割引価格6,710円(税込)で受験できる。最大12か月有効。
今回の変更では、割引価格が660円割引から1,100円割引(共に税込)となり、割引価格の開始時期が6か月後の試験日から次の試験日に早める。
リピート受験割引制度とは、TOEIC L&R公開テストを個人で申込みした人が、制度の有効期間内に実施される公開テストを割引価格で1回申込みできるもの。今回リニューアルしたリピート受験割引は、2024年12月21日のTOEIC L&R公開テスト申込分から適用を開始し、次の試験からリピート割引価格で申込みできる。たとえば、2024年12月21日に申込みした場合、2025年1月から2025年12月に実施するTOEIC L&R公開テストのうち1回をリピート受験割引価格6,710円(税込)で申込みできる。なお、団体バウチャー・振替受験バウチャーを利用して申込みした場合は適用されない。
TOEIC L&R公開テストは、日常生活やグローバルビジネスにおける活きたコミュニケーションに必要な「英語で聞く・読む能力」を測定するテスト。テスト結果は10点から990点までのスコアで評価され、その評価の基準は常に一定に保たれる。スコアによる評価や英語能力を正確に測定できる質の高さが評価され、企業・団体においては昇進・昇格の要件、また、社員の採用の際などに参考にされている。学校においても入試や単位認定などで広く活用されている。2023年度の日本における受験者数は約192万人で、1979年のテスト開始以来、累計5,000万人以上が受験した。