【高校受験2025】東京都、中学校英語「ESAT-J YEAR 3」採点基準&解答例

 東京都教育委員会は2024年11月8日、中学校3年生向け「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J YEAR 3)」のサンプル問題の各パートにおける解答例および、2024年度の採点基準を公開した。

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令和6年度ESAT-J YEAR 3 採点基準(一部抜粋)
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 東京都教育委員会は2024年11月8日、中学校3年生向け「中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J YEAR 3)」のサンプル問題の各パートにおける解答例および、2024年度の採点基準を公開した。

 中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)は、中学校の授業で学んだ英語で「どのくらい話せるようになったか」を図るためのスピーキングテスト。2022年度から、都内公立中学校3年生を対象に実施し、翌2023年度から、中学校1年生と2年生向けにそれぞれ開始。中学校3年生の結果は都立高校入試にも活用される。

 今回、東京都教育委員会は中学校3年生向けの「ESAT-J YEAR 3」のサンプル問題の各パートにおける解答例と、2024年度の採点基準を公開。それぞれ「Part A 音読の問題」「Part B 会話の問題」 「Part C ナレーションをする問題」「Part D 自分の意見を発表する問題」のパートごとに掲載している。

 解答例には例文のほか「採点のポイント」を掲載。採点基準には、PartA音読に4段階、PartB~Dについては英語能力到達度指標CEFR-Jを参考指標として、6~7段階で採点基準を掲載している。

 たとえば、採点基準のうち「Part B-会話」では、CEFR-J「A2.1」をもっとも高いグレードに設定。このグレードの採点基準は、「5つすべての課題(4つの解答と1つの質問)において、コミュニケーションの目的や場面、状況などに応じて適切な解答をしている」こと。おもに「必要に応じて、文を使っている」「文法と語彙を適切に使って、やり取りすることができている」「発音・話す速さ・間の取り方がおおむね適切で、聞き手が十分に理解することができる」という言語的特徴があるとしている。

 2024年度(令和6年度)中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J YEAR 3)の本試日は11月24日に実施される。予備日は12月15日。

《川端珠紀》

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