小学生の荷物、4kg超も…土屋鞄調査で判明

 ランドセルメーカーの土屋鞄製造所は、全国の小学1年生から6年生の子供をもつ家庭を対象に、学校に持って行く荷物に関するインターネットアンケート調査を実施した。この調査により、小学生の荷物が4kgを超えることもあることが明らかになった。

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教科書、ノートは何冊程度持って行くか
教科書、ノートは何冊程度持って行くか 全 5 枚 拡大写真

 ランドセルメーカーの土屋鞄製造所は、全国の小学1年生から6年生の子供をもつ家庭を対象に、学校に持って行く荷物に関するインターネットアンケート調査を実施した。この調査により、小学生の荷物が4kgを超えることもあることが明らかになった。 ※4kgの内訳:調査結果に基づき、教科書3冊以上~5冊未満最大1kg、タブレット1kg、水筒本体0.5kg+飲み物800ml合計1.3kg 、筆箱0.2kg想定、体操着0.5kg想定、給食セットなど

 調査は2024年9月26日から9月30日の間、小学生の子どもを持つ保護者662名に対して行われた。その結果、特に荷物が多い日は教科書・ノートだけで5冊以上、最大1kg以上を持ち歩く子供が3割以上いることがわかった。

 パソコンやタブレットを毎日持ち帰る、または曜日によって持ち帰る子供は71.5%にのぼり、また、約16%が学校が「置き勉」を推奨していないと回答した。「推奨している」との回答は約3割に達したが、「推奨しているが家庭学習のために持ち帰る」との回答も3割弱あり、依然として多くの荷物を持ち帰る小学生の習慣が続いているという。

 荷物が重たいと感じる理由としては、「教科書をたくさん持って行くから」が約半数を占めた。フリー回答では「タブレットが重たい」「週末に持ち帰り品が多くなる」といった声もあった。

 なお、通学手段については、8割以上が「徒歩」通学と回答。通学時間に関しては、「6~10分」が25.7%、「11~15分」が25.2%など、全国の半数は「15分以内」の通学と答えた一方、約4割は「16分以上1時間未満」かけて通っていると回答。また、この調査では地域ごとの「平均通学時間」も調べており、結果からは地域差もあることが分かった。

《風巻塔子》

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