【夏休み2025】群馬大「機械の学校2025」高校生7/21

 群馬大学で2025年7月21日に「機械の学校2025」が開催。高校生を対象に、機械工学を中心とした無料の科学体験を提供。対面とオンラインで実施され、多様なテーマが用意されている。

教育イベント 高校生

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第14回 一日体験理工学教室 機械の学校2025 電子・機械・材料・知能制御編
第14回 一日体験理工学教室 機械の学校2025 電子・機械・材料・知能制御編 全 8 枚 拡大写真

 2025年7月21日、群馬大学理工学部桐生キャンパスおよび太田キャンパスで「第14回 一日体験理工学教室 機械の学校2025 電子・機械・材料・知能制御編」が開催される。高校生を対象に、大学の施設や実験装置を活用し、機械工学を中心とした理工学分野の科学体験を無料で提供する。参加申込が開始されており、対面とオンラインの両形式で実施される。

 本イベントは、科学や研究に興味をもつ高校生に向けて企画されている。進路選択に悩む生徒や群馬大学理工学部に関心のある生徒が、大学生や教員と交流しながら理工学の面白さを体験できることを目的としている。調査によると、理系進路を検討する高校生の多くが実践的な体験を通じて理解を深めたいと考えており、同教室はそのニーズに応える形で企画された。

 開催日時は7月21日で、午前9時20分から午後4時30分までの1日コースと、午前9時20分から午後0時30分までの半日コース(午前)、午後1時20分から午後4時30分までの半日コース(午後)が用意されている。会場は桐生キャンパスと太田キャンパスの2か所で、オンライン参加も可能だ。

 出展テーマは30以上にのぼり、材料工学、制御工学、電子工学、情報工学など多岐にわたる。新テーマとして「機械の大敵 振動を攻略せよ!」(桐生)、VR型ドライビングシミュレータ(太田)、モーションキャプチャ体験(太田)などが加わった。各テーマは午前・午後に分かれて実施され、保護者の見学も一部テーマで可能である。

 具体的なテーマ例として、桐生キャンパスでは「超高速!!燃料噴霧を先端技術でみてみよう」「かる~い金属を作ってみよう」「レーザー顕微鏡を使って3D観察をしてみよう」「倒立振子で制御工学の基礎を学ぼう」などがある。太田キャンパスでは「身の廻りの温度差を使って発電してみよう」「画像処理による人の動きの検出」「英語で学ぶ!次世代自動車のシミュレーション」「ナノテクノロジ:未来の電子デバイスをインクジェット印刷しよう」などが用意されている。

 オンラインでは「ロボット工房!」がハイブリッド形式で開催され、全国どこからでも参加可能だ。参加者は自宅から家族や友人、高校の先生と一緒に参加できる。

 対面テーマでは実験中のようすを撮影し、卒業式後に記念写真を撮影する。オンライン参加者はカメラのオン・オフを選択でき、記念写真は参加者全員に配布される。撮影された写真やアンケート結果は、報告書や2026年のイベント情報配信に使用される。2026年には追跡調査のためのアンケートも実施予定である。

 参加申込はWebサイトから可能で、定員や保護者見学の人数制限はテーマごとに異なるため、詳細は公式Webサイトで確認が必要だ。

◆第14回 一日体験理工学教室 機械の学校2025
日程:2025年7月21日(月・祝)
時間:
<半日コース(午前)> 9:20~12:30
<半日コース(午後)> 13:20~16:30
<1日コース> 9:20分~16:30
場所:群馬大学、桐生キャンパス(群馬県桐生市天神町1-5-1)・太田キャンパス(群馬県太田市本町29-1)
対象:高校生
参加費:無料
申込方法:Webサイトより申し込む

《風巻塔子》

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