2025年6月1日、甲南大学岡本キャンパスにて神戸英語教育学会が主催する第28回研究大会が開催される。同大会では、「AIと外国語教育の未来」をテーマに、研究発表が行われる。
大会のプログラムは、午前10時20分から午後4時30分まで行われる。午前の部では、神戸親和大学の桂敦子氏が「英語力の二極化 ~『個別最適な学び』と『協働的な学び』の必要性に関する一考察~」について研究発表をする。また、甲南大学の伊庭緑氏による「プロソディ獲得に焦点をあてた英語発音指導―Nursery Rhymes の活用」も予定されている。
午後の部では、和洋女子大学の拝田清氏が「特別支援学校における外国語教育―川崎市の英語教育の実態把握を中心に―」について研究発表をする。さらに、四天王寺大学の上野舞斗氏による「生成AIによって産出された英語音声の音響分析:有声開始時間(VOT)に着目して」や、西宮市立総合教育センターの羽渕弘毅氏による「それは誰の言葉? ―生成AI時代に“話す主体”を育む小学校外国語教育の実践」も行われる。
午後3時からは、甲南大学の篠田有史氏による「AIと外国語教育の未来」と題したKELTセミナーが開催される。
大会の最後には、元神戸松蔭女子学院大学の山内啓子氏による退任ならびに閉会挨拶が行われ、午後4時30分に閉会する。懇親会も予定されている。
参加費は、会員は無料、非会員は500円で、会場にて支払う。参加希望者は、神戸英語教育学会の事務局まで問い合わせることができる。
◆神戸英語教育学会研究大会/KELTセミナー「AIと外国語教育の未来」
日時:2025年6月1日(日)10:20-16:30
会場:甲南大学(岡本キャンパス)2号館4階241講義室
対象:教育関係者、研究者
募集人数:特に制限なし
参加費:会員無料、非会員500円(会場にて支払い)
申込方法:神戸英語教育学会事務局へ問い合わせる