大東建託は、過去最大級の居住満足度調査を実施し、「いい部屋ネット 住みたい街ランキング2025<首都圏版>」を発表した。調査結果によると、住みたい街(駅)ランキングでは、東京都武蔵野市の吉祥寺が7年連続で1位を獲得した。
調査は、マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で行われ、首都圏居住の20歳以上の男女5万3,198名を対象に集計した。調査期間は2025年2月21日から3月10日まで。
住みたい街(駅)は、7年連続で吉祥寺が1位となった。2位も7年連続で横浜、3位はみなとみらいで、いずれも横浜市西区に位置する駅である。トップ10には、立川A(9位)と中野(10位)が新たにランクインした。
住みたい街(自治体)ランキングでは、東京都世田谷区が昨年の3位から順位を上げて1位となった。2位は東京都港区、3位は東京都渋谷区。トップ20には、東京都千代田区(12位)、東京都立川市(17位)、沖縄県那覇市(20位)が新たにランクインした。
調査では、住みたい街を選んだ理由として、生活や交通の利便性の良さ、自然があり静かな環境、適度な賑わいと治安の良さが挙げられた。一方で、住んでいない理由としては、家賃や物件の価格、通勤のしにくさなどのコメントが多くなっている。
住みたい街ランキング2025の回答者属性別の結果では、20歳から60歳以上までのすべての年代で吉祥寺と横浜がトップ2に選ばれている。また、みなとみらいや大宮もすべての年代でトップ5に入っている。20代から30代では、新宿Aや渋谷など東京23区の若者に人気の街が続いているが、武蔵小杉や立川Aなど駅前開発が進む駅も新たにランクインしている。