塾業界×海外勤務を叶える「学研スタディエ」…地域密着型の塾を目指す若手社員の奮闘

 教育におけるリーディングカンパニーの若手社員に、就職活動当時の思い出、入社後の働き方、これからのキャリアビジョンなどについてインタビューする本企画。今回は、学研スタディエの若手社員の西村和真さん。入社3年目の若手ながら、海外で学習塾業務を行う西村さんのお話から、学研スタディエが提供する学びの現場のリアルをお届けする。

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塾業界×海外勤務を叶える「学研スタディエ」…地域密着型の塾を目指す若手社員の奮闘
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 教育のあり方が多様化する今、教育に携わる働き方もまた多様化している。

 本企画では、教育におけるリーディングカンパニーの若手社員に、就職活動当時の思い出、入社後の働き方、これからのキャリアビジョンなどについてインタビュー。教えるだけにとどまらない教育・EdTech業界の魅力を伝えていく。

 今回話を聞いたのは、学研スタディエの西村和真さん。入社3年目の若手ながら、海外で学習塾業務を行う西村さんのお話から、学研スタディエが提供する学びの現場のリアルをお届けする。

多様な選択肢、挑戦できる環境で海外勤務も経験

--まずは自己紹介をお願いいたします。

 新卒入社3年目の西村和真(にしむらかずま)と申します。現在は弊社にて運営をしている早稲田アカデミーホーチミン校に所属し、ベトナムにて勤務しています。学研スタディエでは、シンガポール・台北・ホーチミン・クアラルンプール・ロサンゼルスの5拠点7校の海外校舎を運営しています。株式会社学研スタディエ及びその海外子会社(シンガポール・台北・ホーチミン・クアラルンプール・ロサンゼルス)は、株式会社早稲田アカデミーと早稲田アカデミーブランドによる海外学習塾事業に関して業務提携契約を締結しています。

取材に応じてくれた学研スタディエの西村和真さん

 学習塾であるため、日本国内と同じく、授業はもちろんのこと、保護者・生徒対応、教材、塾バス管理、請求書の作成などがおもな業務内容です。海外校舎では日本と同等の教育を受けることができ、おもに帰国生入試の受験を目指す中学受験・高校受験者を対象としております。

--学生時代に所属していた学部学科やご専門について聞かせてください。

 大学では、文学部英文学科に所属し、アイルランド文学を研究していました。

--学研スタディエという企業との接点や志望動機を教えてください。

 ナビサイトより、教育関係の会社を探しており、最初は、学研グループのイベントに参加し、そこで海外展開している学研スタディエに興味をもちました。グループイベントに参加後、学研スタディエのイベントに数回参加し、スタディエでの業務内容に興味をもちはじめました。学研スタディエ開催のZoom説明会に参加したことがきっかけです。

 大学生のときからアルバイトで塾講師をしていました。就職活動をする中で、海外に拠点があり、責任感をもって職務にあたることができる環境がある学研スタディエに魅力を感じました。初めは「海外の学習塾」というのが実感として湧来ませんでしたが、説明会や面談を通して、業務内容を聞くうちに「日本国内ではできない経験ができるのでは」と思い、応募に至りました。

--内定を受諾した決め手を教えてください。

 採用担当者の方がとても気さくな方だったことが好印象でした。また、自由にチャレンジできる社風も自分に合っていると感じたことも大きかったです。学研スタディエは塾業界という位置付けではありますが、私のように海外で学習塾に勤務する人、国内で学習塾に勤務しながらSDGs活動、DX事業、新規事業への挑戦をする人など仕事の選択肢が多岐に渡ります。こうしたキャリアパスの幅広さも魅力的で、迷うことなく内定を受諾しました。

--入社前後で、会社の印象は変わりましたか?

 チャレンジできる社風を感じ、入社しましたが、そのイメージ通り、どんな挑戦も背中を押してくれる先輩方がいて、それぞれの分野で皆が全力を尽くしています。それでいて、入社後わかっらないことがあれば、他分野であってもサポートもしてくれるので、非常に心強く感じました。

 入社時には研修も充実しており、多くの先輩社員から丁寧に仕事を教わることができました。今でも何か不明点があれば気軽に先輩社員に尋ねることができるのも弊社の良い点だと感じています。

 一方、塾での仕事そのものの印象は変わりました。生徒から見える塾の先生の仕事は一部分のみ、裏では多くの業務を抱えながら仕事が進んでいます。実際に働いてみて、マルチタスクの重要性を実感しています。入社後のようすは実際に働いている現場の社員から直接話を聞くのが、いちばん正確に情報を知ることのできる術だと思います。

生徒が活躍する未来を楽しみに、自身も成長し続ける

--私生活と仕事のバランスについて。西村さんはどのような毎日を過ごされていますか。

 私生活と仕事を緩く地続きと考えて過ごしています。何かあったときに対応ができるようにはしていますが、休みの日はホーチミン市内を散策したり、少し遠出をしてベトナム国内を旅行したりしています。入社してから世界遺産の勉強を始めたので、ベトナムにあるミーソン遺跡とホイアンの街並みも見てきました。近隣諸国のシンガポールにも行きましたし、日本から渡航するよりはるかに近いので、その利点を活かして今後東南アジアにも旅行したいと考えています。

 海外校舎に勤務をしているスタッフは一時帰国のための長期休みを複数回取得することができます。そのため、普段の勤務日はやりがいをもって働き、休みは思う存分息抜きができます。職場の先輩や後輩もメリハリをつけて、リフレッシュしている方が多い印象です。

--西村さんにとって、今憧れの人はいますか。

 当校の先生の中には、不思議と引き寄せられる雰囲気をおもちの方、寡黙だけれど優しい方、勢いのあるパワフルな方などさまざまなタイプの先生がいます。個性があるからこそ、子供たちも自分にとって気の合う先生を見つけることができ、人気や信頼に繋がっていきます。自分の持ち味を活かして仕事をしている方は、やはり尊敬しますね。

--現在の仕事でもっとも「楽しい」と感じることを教えてください。

 ベタな回答ですが「先生の授業が楽しかったです」と名指しで感謝を伝えられるのは、嬉しいですね。地道なバックオフィス業務もこのためにやってきたんだと達成感につながります。あとは合格報告。われわれも緊張しつつ、結果を実を結んだときの瞬間は何にも代えられない喜びがあります。

--今後のキャリアビジョンをお聞かせください。

 次のステップとしては、校舎責任者となって保護者・生徒・職員すべての人が通いやすく、働きやすい環境づくりに努めたいと思っています。「地域密着型の塾」として評価を獲得することも目標の1つです。

 その先の具体的なキャリアビジョンははっきりとは決まっていませんが、海外で日本教育を平等に提供できるサービスを企画・実施し、そこから育っていく子供たちが他者のために何かをする繋がりをつくることができればと考えています。自分が教えた生徒が将来どのように活躍するのか、とても楽しみにしています。

--最後に、就職活動中の学生の皆さんへ、メッセージをお願いします。

 自分の中で絶対に譲れないものを決めて判断してみてください。給料や労働時間、年間休日数、待遇、勤務地などももちろん重要ですが、長期的に自分の目標を達成できる環境かを判断してみてください。目標が明確でない場合はいろんなところから情報を得てみましょう。外からの情報は自分の軸をつくるうえで大切な要素となります。

 学研スタディエにご興味をもたれたら、ぜひ弊社主催のセミナーや学研グループの合同説明会にご参加ください。まずは、セミナーで会社の企業理念や事業内容を知ること。そのうえで「人」をしっかり見ると良いと思います。私が「人」の良さで学研スタディエへの入社を決めたように、きっと魅力を感じてもらえるはずです。ご縁があれば、ぜひ学研スタディエでお会いしましょう。お待ちしています。

--ありがとうございました。

インタビューから見えてきた「学研スタディエ」の魅力

 「人の良さ」に魅力を感じて入社されたという西村さん。生徒と向き合う先生の個性にも目を向け、周囲の人の良さを感じながら憧れをもって働ける環境は非常に魅力的だ。

 塾業界に関心を寄せつつも、海外で働きたい。そんな就活生にぴったりの学研スタディエ。社員のチャレンジを受け入れ、後押ししてくれる環境で、世界を視野に入れながら成長してみてはいかがだろうか。

「学研ホールディングス」の詳しい企業紹介はこちら

《編集部》

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