日本私立学校振興・共済事業団は2026年1月16日、2025年度(令和7年度)私立高等学校入学志願動向を公表した。15歳人口が前年度より減少したものの、入学定員充足率は前年度比0.8ポイント増の84.07%。入学定員充足率100%未満の割合は71.2%で前年度より0.3ポイント下降した。
2025年度私立高等学校入学志願動向は、日本私立学校振興・共済事業団が2025年度に実施した「学校法人基礎調査」をもとにまとめたもの。2025年5月1日現在の状況について、私立高等学校1,320校のうち、1,289校のデータを集計している。
2025年度の入学定員は40万1,526人で、前年度より2,654人減少。過去15年間でもっとも少ない定員数となった。15歳人口も前年度に比べ1.3%減少し、志願者数は1.8%、受験者数は1.6%、合格者数は1.7%といずれも減少したものの、入学者数は前年度より0.3%増加した。
入学定員充足率は84.07%で、前年度比0.8ポイント上昇。入学定員充足率が100%未満の学校数は1,289校中918校で、全体の71.2%となり、前年度より7校・0.3ポイント減少した。
入学定員充足率・志願倍率共にもっとも高いのは共学校で、男子校、女子校と続く。志願倍率について、男子校は2022年度以降、3年連続で同率であったが、2025年度は下降。女子校は9年連続で下降している。共学校は3年連続で下降し、いずれも過去15年間でもっとも低い倍率となった。
都道府県別の志願倍率は、岡山県がもっとも高く4.69倍、ついで富山県4.59倍、大分県4.41倍。入学定員充足率は埼玉県がもっとも高く106.26%で、福井県101.27%、富山県99.74%などが続く。入学定員充足率が上昇したのは21都府県で、上昇幅がもっとも大きい鳥取県は5.44ポイント上昇。一方、25道府県(合算して集計した徳島県・香川県は1県でカウント)で下降しており、下降幅がもっとも大きい長崎県は7.37ポイント下降した。
私立高等学校入学志願動向の詳細は、日本私立学校振興・共済事業団私学振興事業本部のWebサイトで確認できる。

