2025年7月19日、入間市産業文化センターにて、入間市が主催する環境学習イベント「エコフェスタいるま2025」が開催される。このイベントは、地球温暖化やサーキュラーエコノミーといった環境問題について、親子で楽しく学ぶことを目的としている。
入間市は、2021年2月にゼロカーボンシティ共同宣言を表明し、脱炭素や地球温暖化対策の取組みを積極的に進めてきた。今回のイベントは、その一環として、地元企業と連携し、子供たちが見て、触れて、体験しながら環境について学べるブースを出展する。
イベントには、入間ガス、伊藤園、自動車リサイクル促進センター、サントリーホールディングス、パナソニックエレクトリックワークスなどが参加し、さまざまな体験型ブースを提供する。たとえば、廃材を使用したステンドグラス調ディンプルアートや、電気をつくって電車を動かす体験などが予定されている。
入間市は、首都圏から電車で約1時間の場所に位置し、緑豊かな茶畑が広がる地域である。商業的茶産地としては日本最北に位置し、狭山茶の発展とブランド化に大きく関わってきた。2022年には内閣府より「SDGs未来都市」に選定され、「Well-being Cityいるま」をビジョンに掲げ、持続可能なまちづくりを推進している。
同イベントは、地域資源を生かした持続可能なまちづくりの一環として、地域文化の継承と活性化を目指している。市民、事業者、行政が連携し、未来の「原風景」を描くプロジェクトとして、地域固有の風景や文化を大切にしたまちづくりを進めている。
◆エコフェスタいるま2025
日時:2025年7月19日(土)10:00~15:00
会場:入間市産業文化センター 2階 第2集会室(入間市向陽台1-1-7)
対象:小学生~中学生、幼児(未就学児)および保護者
参加費:無料
申込方法:不要