三重県教育委員会は2025年7月9日、2026年度(令和8年度)県立高等学校入学定員および入学者選抜に関する実施要項を公表した。入学定員総数は、全日制で前年度比240人減の1万人。定時制、通信制は増減なし。前期選抜は前年度と同じく全日制課程48校110学科・コースで実施する。
2026年度三重県立高等学校の入学者選抜は、全日制課程53校126学科・コース、定時制課程11校18学科、通信制課程2校2学科で実施。入学定員は、全日制で前年度比240人減の1万人。定時制、通信制は増減なしとなっている。
全日制のうち、入学定員を変更するのは、桑名西(普通)、朝明(普通)、久居(普通)、あけぼの学園(総合)、名張青峰(普通)、宇治山田(普通)の6校6学科。それぞれ1学級40人減、全体で計240人減となる。変更後の定員は、桑名西(普通)が240人、久居(普通)と名張青峰(普通)、宇治山田(普通)が160人、朝明(普通)が80人、あけぼの学園(総合)が40人。
そのほか、おもな学校・学科の入学定員は、四日市(国際科学コース)80人、四日市(普通)240人、桑名(理数)40人、桑名(普通)240人、津西(国際科学)80人、津西(普通)240人、上野(理数)80人、上野(学際探究)160人、松阪(理数)80人、松阪(普通)200人、津(普通)320人など。
2026年度入学者選抜では、前期選抜および後期募集を実施し、合格者が入学定員に満たない学校・学科で再募集を行う。前期選抜は、全日制48校110学科・コース、定時制5校12学科、通信制1校1学科で実施。後期選抜は、全日制52校118学科・コース、定時制11校18学科、通信制2校2学科で行う。いずれも前年度から実施校数に変更はなし。
前期選抜では、朝明(普通)が募集枠を変更するほか、桑名工業(機械科・材料技術科・電気科・電子科)、津東(普通)など4校10学科が検査内容を変更。津東(普通)では個人面接を行わず、学力検査のみでの検査に変更となる。後期選抜では、同じく桑名工業の4学科と、亀山(普通・システムメディア科・総合生活科)が検査内容を変更する。
2026年度の入学定員および入学者選抜に関する実施要項の詳細は、三重県教育委員会のWebサイトで確認できる。なお、2026年度の選抜日程(全日制)は、前期選抜の願書を2026年1月23日から27日まで受け付け、検査は2月3日・4日に実施。後期選抜は2月24日から26日まで願書を、3月3日から5日まで志願変更を受け付け、3月10日に学力検査を実施。合格発表は3月17日に前期選抜などとあわせて行う。