武蔵野東学園インターナショナルスクール、2027年に初等部から開設予定

 武蔵野東学園は、隈研吾設計の改修やインターナショナルスクール開設予定。2027年初等部から義務教育と高等部を提供し、多彩な教育環境を整備する。

教育・受験 未就学児

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インターナショナルスクール
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 武蔵野東学園は、米国、イギリス、スイスのボーディングスクールにもない唯一無二の私立学校を目指してプロジェクトを進めている。小中校の一貫校で、2027年開設予定。

 同校は学校教育法第一条に基づく正規の学校として小・中学校の義務教育課程を履行の後、高等専修部(高校卒業と同等の資格を取得でき、国内外の大学受験が可能)と一貫したインターナショナルスクールとなる予定。2027年より、初等部から開設するとしている。

 武蔵野東学園は、インクルーシブ教育のパイオニア的存在。「生まれ変わる」をコンセプトとし、現在、校舎・校庭の大規模改修と、教育面での新たな取組みにも着手している。校舎・校庭の大規模改修については、世界的建築家で東京大学特別教授の隈研吾氏のもと、順次整備が進められる。

 教育面では、小学校1年生から6年生までのASDクラスと普通部クラスが一緒に遊び、学ぶ場が提供されるほか、子どもが気持ちを落ちつけたり、感情を整理したりするためのスペース「クールダウンルーム」を新設。このほか、ASDクラスには定員10人に対し教員2~3人を配置し、きめ細やかな支援を行うという。また、精神科医と 8~10 名の保護者がチームを組み、悩みを共有しながら保護者をケアする新しい取組みも2025年度中にスタートするという。

 2026年から学園のさらなるブランド力の向上を目指して、校名の変更を予定している。幼稚園は武蔵野東学園第一・第二幼稚部、小学校は武蔵野東学園初等部、中学校は武蔵野東学園中等部、高等専修学校は武蔵野東学園高等専修部となる。

 なお、初等部の入試説明会は以下の日程で予定されている。

◆初等部2025年入試説明会
日時:2025年9月12日(土)、10月9日(金)、10月20日(木)午前10時~11時【予約制】

《中野坂理恵》

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