JSコーポレーションが毎月公表している「大学人気ランキング」。2025年11月30日集計の全国版最新ランキング1位は、国立が「東京大学」、公立が「大阪公立大学」、私立が「青山学院大学」。中京、名城、中部など愛知県の大学が多くランクインした。
学校情報サイト「日本の学校」を運営するJSコーポレーションは、高校生を対象に「興味のある大学」をアンケート調査し、「大学人気ランキング」として毎月公表している。2025年11月30日集計の最新版は、2023年4月～2025年11月に得られた14万9,609人の高校生の回答を集計。全国版と都道府県版の国公立大学・公立大学・私立大学の各ランキングをWebサイトで公表した。
全国版の人気ランキングをみると、国公立大学は1位「東京大学」、2位「筑波大学」、3位「京都大学」、4位「大阪大学」、5位「名古屋大学」がランクイン。今回も上位10校に変動はなかったが、トップ30までみると前回24位の大分大学が25位、前回25位の東京外国語大学が24位に入れ替わり、前回29位の福島大学が30位、岡山大学が29位にランクイン。前回30位の弘前大学は、31位に後退した。
公立大学は、1位「大阪公立大学」、2位「東京都立大学」、3位「名古屋市立大学」、4位「静岡県立大学」、5位「愛知県立大学」。前回は上位10位まで入れ替わりがなかったが、今回は前回6位の横浜市立大学が7位、前回7位の兵庫県立大学が6位に入れ替わり、前回9位の北九州市立大学が10位、前回10位の愛知県立芸術大学が9位に入れ替わった。
私立大学は、1位「青山学院大学」、2位「慶應義塾大学」、3位「近畿大学」、4位「明治大学」、5位「関西大学」。上位校は継続的な人気があり、目立った動きはなかったが、トップ30までみると、中京大学が前回15位から14位、名城大学が前回16位から15位、愛知大学が前回25位から24位、中部大学が29位にランクインし、愛知県の大学が順位をあげた。
都道府県版の人気ランキングでは、地元の大学なども含めたよりリアルなランキングとなっている。たとえば、今回、順位上昇が多かった愛知県内の大学人気ランキングをみてみると、国公立1位は「名古屋大学」、公立1位は「愛知県立大学」、私立1位は「中京大学」。京都府では、「京都大学」「京都府立大学」「立命館大学」、大阪府では、「大阪大学」「大阪公立大学」「近畿大学」がそれぞれトップとなっている。
学校情報サイト「日本の学校」では、最新の全国版や都道府県版のランキングを上位50校まで公表している。「パンフをもらおう」ボタンを押して、気になる大学にチェックを入れると、まとめて大学案内が請求できる。
◆大学人気ランキング全国版（2025年11月30日集計）
【国公立大学】
1位「東京大学」
2位「筑波大学」
3位「京都大学」
4位「大阪大学」
5位「名古屋大学」
6位「九州大学」
7位「神戸大学」
8位「東北大学」
9位「一橋大学」
10位「北海道大学」
【公立大学】
1位「大阪公立大学」
2位「東京都立大学」
3位「名古屋市立大学」
4位「静岡県立大学」
5位「愛知県立大学」
6位「兵庫県立大学」
7位「横浜市立大学」
8位「福井県立大学」
9位「愛知県立芸術大学」
10位「北九州市立大学」
【私立大学】
1位「青山学院大学」
2位「慶應義塾大学」
3位「近畿大学」
4位「明治大学」
5位「関西大学」
6位「早稲田大学」
7位「上智大学」
8位「駒澤大学」
9位「立命館大学」
10位「同志社大学」
