埼玉県では2026年1月10日から、多くの私立中学校で一般入試が始まる。この記事では、2025年12月15日時点で各校が公表している最新情報をもとに、主要私立中学校の1月入試における出願状況を取りまとめた。
12月15日時点で出願状況が確認できた主要私立中学校は、栄東、開智、開智所沢、淑徳与野の4校。一覧には試験名、募集人員、出願者数、更新日、出願倍率、試験日、願書締切日を学校ごとに掲載している。なお、浦和明の星は現時点で、出願者数が非公表のため、一部空欄としている。
出願倍率がもっとも高いのは、開智の算数特待で92.3倍。募集人員10人に対し、12月13日時点で923人が出願している。ほかの試験回をみていくと、第1回は募集人員110人に対し、3,002人が出願し、倍率27.3倍。創発クラスは、募集人員30人に対し、1,102人が出願し、倍率36.7倍。第2回は、募集人員65人に対し、2,273人が出願し、倍率35.0倍。特待Bは、募集人員60人に対し、1,721人が出願し、倍率28.7倍となっている。
開智所沢は、第1回が募集人員120人に対し、出願者数3,047人、倍率25.4倍。特待Aが募集人員50人に対し、出願者数1,182人、倍率23.6倍。算数特待が募集人員30人に対し、出願者数981人、倍率32.7倍。第2回が募集人員70人に対し、出願者数2,344人、倍率33.5倍。特待Bが募集人員70人に対し、出願者数1,840人、倍率26.3倍。
栄東は、I入試が募集人員80人に対し、出願者数3,534人、倍率44.2倍。II入試が募集人員60人に対し、出願者数2,254人、倍率37.6倍。東大特待は募集人員30人に対し、出願者数が4教科778人・算数1教科103人の計881人、倍率29.4倍。III入試が募集人員70人に対し、出願者数1,568人、倍率22.4倍。
淑徳与野は12月11日時点で、医進コース特別入試が募集人員25人に対し、351人が出願し、倍率14.0倍、第1回が募集人員110人(医進15人/特進95人)に対し、1,294人が出願し、倍率11.8倍となっている。
願書締切日は1月6日~15日の間に設定されており、今後も出願者数は増える見通し。出願状況の最新情報は、随時、各校のWebサイトで更新している。

