大学受験情報メディア「未来図」を運営するリザプロは、高校生向け進路支援ツール「Myバトンノート」が2026年度版より総合型選抜・学校推薦型選抜に特化したポートフォリオツールとして全面リニューアルすることを発表した。
近年、大学入学者の約2人に1人が総合型選抜・学校推薦型選抜で進学しており、最初の関門となる「志望理由書」の作成にともなう自己分析や将来展望の言語化は、多くの高校現場で喫緊の課題となっている。ところが、生徒ひとりひとりが自力で深い気付きを得て文章に落とし込むには、十分な指導時間・ノウハウ・ツールが不足しているのが実情だという。
NOLTYプランナーズは長年にわたり、生徒向け成長支援プログラムのメインである「スコラ手帳」の開発を通じて「記録→振り返り→行動計画」サイクルを支援してきた。一方、未来図（リザプロ）は総合型選抜での圧倒的な合格実績と指導メソッドを有している。「NOLTYスコラ Myバトンノート」は両社の強みを掛け合わせ、「今の受験対策に対応し、生徒が自らの力で志望理由書を作成できる支援ツール」をコンセプトに誕生した。
同ノートは、自分自身について、振り返り～展望を考えることを通して、いまどんなことに興味・関心があるのか、将来のために何をしたら良いのかを明確にしていく。活動の記録や学期ごとの振り返りを行うことで、自分が取り組んだことやそこから学んだことを言語化し、次のステップへつなげる。最終的なゴールは志望理由書のたたき台を作成することだが、受験学年である高校3年生だけでなく、これから受験の準備を始める高校1・2年生にとっても役立つノートだという。
今回のリニューアルでは、総合型選抜で評価される「学び」「活動」「人間性」の3要素に絞った構成、従来80ページあった内容を44ページに厳選し学期に1回の記入で完結することによる教育現場の負担軽減、合格につながる実践的コンテンツなどが盛り込まれた。
「Myバトンノート 2026年度版」は、「NOLTYスコラプログラム（スコラ手帳）2026年度版」導入校を対象に、2026年4月より提供開始予定。
