15歳~24歳の仕事選び、母親への相談が中心…情報の閉鎖性が課題に

 7e4bは2025年12月29日、若者のキャリア選択に関する15歳から24歳の男女1,000名へのアンケート結果を発表した。調査では、仕事を選ぶ際に話を聞こうと思う相手の中心が「母親」であることが明らかになり、情報源の偏りが不安や職業選択の制約を生んでいる実態が浮き彫りになった。

教育・受験 大学生

advertisement

若者の仕事を選ぶ際の相談は「母親中心」
若者の仕事を選ぶ際の相談は「母親中心」 全 4 枚 拡大写真

 繋は2025年12月29日、若者のキャリア選択に関する15歳から24歳の男女1,000名へのアンケート結果を発表した。調査では、仕事を選ぶ際に話を聞こうと思う相手の中心が「母親」であることが明らかになり、情報源の偏りが不安や職業選択の制約を生んでいる実態が浮き彫りになった。

 調査は「仕事を選ぶことに関するアンケート」として、セルフ型アンケートツール「Freeasy」によるインターネット調査で実施。2025年10月28日に1,000名から回答を得た。

 調査結果によると、若者が仕事選びで相談する相手として「母親」がもっとも多く選ばれており、相談ネットワークが母親中心となっている実態が明らかになった。この傾向は、情報収集の範囲を狭め、多様な職業選択肢への理解を制限する要因となっている。

 母親中心の相談体制は、親世代の価値観や経験に基づいた情報提供となりがちで、現代の労働市場や新しい職業分野への理解が不十分になる可能性がある。特に、デジタル分野や新興産業など、親世代が経験していない職業領域については、適切な情報提供が困難になるケースが想定される。

 一方で、調査では若者が「現場のリアル」な情報を強く求めていることも判明した。実際の職場環境や業務内容、キャリアパスなど、具体的で実践的な情報への需要が高いことが示されている。

 この結果を受けて、繋では情報提供の仕組みと相談ネットワークの多様化が不可欠であると指摘している。母親以外の相談相手の確保や、現場で働く人々との接点創出、多角的な情報収集の重要性を強調している。

 同調査は、若者のキャリア選択における課題を明確化し、より良い職業選択支援のあり方を検討する基礎資料として活用される予定。情報の多様性確保と相談ネットワークの拡充が、若者の適切なキャリア形成に寄与すると期待される。

《風巻塔子》

advertisement

【注目の記事】

この記事の写真

/

advertisement

特集