どこにいても学びが成立、通信制中等部「EuLa」開始

 通信制中等部EuLa(ユウラ)は、文部科学省が示す「ICTを活用した学習の出席扱い制度」および、全国の自治体で拡大するラーンケーション制度を活用し、ホテル、研修宿泊施設、グランピング施設、民宿・ゲストハウスなどの滞在中に、メタバース空間で学習できる新しい教育プログラムを開始する。

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通信制中等部EuLa
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 アットマーク・ラーニングが運営する通信制中等部EuLa(ユウラ)は、文部科学省が示す「ICTを活用した学習の出席扱い制度」および、全国の自治体で拡大するラーンケーション(Learning+Vacation)制度を活用し、ホテル、研修宿泊施設、グランピング施設、民宿・ゲストハウスなどの滞在中に、メタバース空間で学習できる新しい教育プログラムを開始する。

 同取組みは、宿泊・滞在施設とオンラインフリースクールが連携する日本初の試みであり、「旅行=学びの中断」という常識を覆す、教育と観光の新しい融合モデルとなる。

 近年、不登校児童・生徒数の増加や、日本型ホームスクーリングを選択する家庭の広がりにより、「学校に縛られず、学びを継続できる環境」へのニーズが高まっている。一方で、平日や閑散期の観光需要創出、家族で過ごす時間の質的向上、地域資源を生かした体験学習といった観点から、ラーンケーション制度を導入・拡充する自治体も増えている。

 EuLaはこうした社会的変化を背景に、「どこに滞在していても、学びが成立する仕組み」を教育と観光の接点に実装した。

 対象は宿泊施設を利用する子供(小学6年生~中学3年生)。対応施設はホテル(都市部・地方・リゾート)、研修宿泊施設(合宿・長期滞在)、グランピング施設(自然体験型)、民宿・ゲストハウスなどとなる。

 学習内容は、EuLaのメタバース空間での双方向授業(1コマ60分)、Minecraftを活用した探究・協働型学習「町クラ」、教科学習支援、探究学習、特別講座、発表イベントなど、地域体験(自然・文化・食育など)と連動した学びの設計を行う。受講環境は各施設の客室・ラウンジなどで、PC/Wi-Fi環境を利用して受講する。

 料金・運営モデルについて、授業は60分単位で受講可能、入学金不要(宿泊者向け利用)となっている。宿泊費などは施設側のラーンケーションパックに包含され、教育サービスはEuLa通信制中等部が提供し、施設との業務提携により運営する。

 各ステークホルダーのメリットとして、保護者は旅行中も「出席扱い」となる安心感(在籍する中学校校長の裁量による)、学びの遅れを心配せずに家族旅行が可能、教育と余暇の両立による満足度の高い時間が得られる。子供は自然・地域体験とつながる「生きた学び」、全国の仲間とつながるメタバース学習、自分のペースで学べることで自己肯定感が向上する。宿泊・滞在施設は教育意識の高いファミリー層の新規獲得、平日・閑散期の稼働率向上、地域資源と連動した独自プランによる差別化、「ラーンケーション対応施設」としての先進的ブランディングが可能となる。

 EuLaでは今後、全国の宿泊・滞在型施設への段階的展開、「ラーンケーション×EuLa」認定提携制度の創設、2泊3日探究型プラン、家族合宿型プランなどのパッケージ化を通じて、教育・観光・地域が連携する持続可能な新市場の創出を目指す。

《風巻塔子》

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