“できる喜び”を積み重ねる、Z会幼児コースの未来を育む学びの工夫

 通信教育業界で長年の実績と信頼を誇るZ会は、お子さまをおもちの保護者を対象とした顧客満足度調査「イード・アワード2025通信教育」において、昨年(2024年)に引き続き、幼児・小学生・中高一貫生向けの幅広い学齢期で最優秀賞を受賞した。

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“できる喜び”を積み重ねる、Z会幼児向けコースの未来を育む学びの工夫
“できる喜び”を積み重ねる、Z会幼児向けコースの未来を育む学びの工夫 全 7 枚 拡大写真

 通信教育業界で長年の実績と信頼を誇るZ会は、お子さまをおもちの保護者を対象とした顧客満足度調査「イード・アワード2025通信教育」において、昨年(2024年)に引き続き、幼児・小学生・中高一貫生向けの幅広い学齢期で最優秀賞を受賞した。

 幼児コースは、3年連続の最優秀賞受賞に加え、「教材が良い」「効果がある」「受験・進学情報充実」「授業料の満足度が高い」「ブランド信頼度が高い」の5部門において部門賞も受賞している。今回、幼児・小学生事業部 幼児担当係長の安西優子氏と、幼児担当教科主任の髙木美里氏にインタビューをし、体験的な学びを取り入れ、自発的な好奇心を喚起する幼児コースの教材制作にかける思いや、今後の展望などを聞いた。

「できた!」の積み重ねが自信になる教材づくり

--顧客満足度調査「イード・アワード2025通信教育」において、Z会 幼児コースは3年連続で最優秀賞、「教材が良い」「効果がある」など5部門で部門賞も受賞されました。おめでとうございます。

安西氏:Z会 幼児コースを高くご評価いただき、3年連続で最優秀賞をいただけたことを大変ありがたく思っています。弊社幼児コースに「教材が良い」「効果がある」といったお声を多く頂戴できたことは、私たちにとって大きな励みになっています。

Z会 幼児・小学生事業部 幼児担当係長の安西優子氏

--教材づくりではどのようなことを重視していますか。

安西氏:私たちの教材は、お子さまが自発的に楽しく取り組みながら、将来の学習や生き方につながる土台を築くことを目指しています。幼児期は、小学校以降とは異なり、学びが生活や遊びと区別されていません。心や体、頭、すべてを使って世界を理解していく時期ですので、教材づくりにおいても遊びや実体験など、この時期の子供らしさを大切にしたいという思いがあります。

 この点を踏まえ、幼児期の豊富な基礎体験が小学校以降の「あと伸び」につながるという考えのもと、子供たちが今この瞬間を「楽しい」「面白そう」「やってみたい」と思えるものであること、「できた」という成功体験で学びに向かうエネルギーを育むこと、その両方を教材設計において重視しています。

髙木氏:たとえば、幼児コースの教材のひとつである『かんがえるちからワーク』では、文字や数、図形、生活知識、表現などさまざまな分野について、同じ系統の問題が続かないように出題し、子供たちが飽きずに、テンポよく取り組めるよう、教材構成を工夫しています。

Z会 幼児・小学生事業部 幼児担当教科主任の髙木美里氏

安西氏:「自分でできた」「わかった」という成功体験の積み重ねが、小学校以降の学習習慣につながっていきますので、幼児期はやりたいときに、やりたいところから、やりたいだけ取り組む学習が良いと思います。ワークには、前月の復習となる問題も出題しているので、知識が自然と身に付くようになっています。

--幼児期から幅広く学習でき、いろいろな分野に触れられる点はとても良いですね。問題はどのような工夫をされていますか。

安西氏:答えがひとつとは限らない問題をあえて出題することにこだわっています。一般的に、子供は正解がはっきりした問題を好みます。弊社のワークでも、迷路や間違い探しなどはやはり人気です。こういった問題には、「わかった、できた」という手応えや面白さをすぐに感じられるという良さがあります。

 一方で、答えがひとつではない問題は、じっくり考える機会になるものです。たとえば、車、バイク、自転車、船の4つの絵を見て仲間分けをする問題では、陸を走る乗り物か、タイヤがあるかなど、さまざまな視点があり、答えは何通りも考えられます。このように、自分なりに考えて説明する経験が、考える力や自分の考えを表現する力を育むことにつながっていきます。提出課題を設けているのも、そうした考えからです。

髙木氏:保護者の関心の高い、平仮名を「書く」学習も、「飽きずにテンポよく」にこだわっています。平仮名の学習は単調な繰り返しになりがちですが、年中の教材『ひらがなだいすきワーク』では、「ひらがな星人」というキャラクターと友達になって一緒に冒険するストーリー仕立てとしています。

年中向けの『ひらがなだいすきワーク』

 具体的には、迷路のように運筆に挑戦したり、字形の違いをクイズで確認したりなど、楽しみながら平仮名を学ぶことができるように細部までこだわって設計しました。難しく感じられがちな「とめ・はね・はらい」も、「ぴっ」「ぴょん」「ぴゅー」などと擬音で表し、お子さまが声に出しながら身に付けられるように工夫しています。

--体験を通した学びもZ会幼児コースの特長だと思いますが、どのような形で教材に組み込んでいますか。

髙木氏たとえば、体験型教材『ぺあぜっと』年長で人気の高い「ふしぎなシャワー」は、弊社の教育理念をよく表している単元のひとつです。穴を開けたペットボトルに水を入れて蓋を閉めると水が出ず、蓋を開けると水が流れ出すというシンプルな実験の裏には、理科につながる科学的原理が隠れています。そして、小学校・中学校・高校と学びを進める中で「小さいころに体験したペットボトルシャワーはこんな原理だったんだ」と、体験と知識がつながる瞬間が訪れます。

 また、『ぺあぜっと』年中の 「アリの観察」では、砂糖、塩、ご飯、しらすの4つの中からアリが何に集まるかという実験をします。甘い砂糖にアリが集まるだろうと予想されがちですが、実際はタンパク質の豊富なしらすにアリが集まります。あるご家庭では、この実験をしたお子さまが小学生になって「筋肉をつけるにはタンパク質が必要だ」と聞いた時に、「あの時の実験でアリがしらすに集まったのは、タンパク質が欲しかったからなんだ」とお家に帰ってから興奮して話していたそうです。

 このように、体験を通して「腑に落ちる」経験は、将来も続く学びの原動力になるものだと考えています。

--Z会幼児コースにおける、紙の教材へのこだわりを教えてください。

安西氏:タブレット上で「書く」学習ツールも進化しており、「紙に書くこと」にこだわる必要はなくなってきているかもしれません。しかし、紙の教材はページをめくるだけで関心のない分野も目に入るので「面白そうだからやってみようかな」と新しいジャンルに目が向いたり、過去に取り組んだページを見て「前よりも上手に書けたな」と振り返ったりできます。幼児でも、容易に学びにアクセスできる点は、紙の教材だからこその良さだと思います。

多忙な保護者に寄り添う工夫、親子で楽しめる学びのヒント

--「受験・進学情報充実」の部門賞も受賞されましたが、保護者にはどのような情報発信をされていますか。

安西氏:共働きのご家庭も年々増えていることから、より使いやすくするための改良を行っています。以前は、教材のねらいや取り組む際のポイント、声かけのヒントなどをまとめた紙の冊子を教材とは別にお届けしていましたが、保護者の方の負担になっている面もあると考えました。そこで、教材を開けば確認できるよう、保護者向けの情報も教材本体に記載し、単元のねらいや声かけのヒントなどは教材を見ればわかるように工夫しています。結果、「体験学習も、思ったほど大変ではなかった」というお声もいただいています。

 ただし、その月の教材の内容に関連する絵本や、その時期にお勧めの絵本は別冊子で毎月ご紹介しています。絵本は個人の好みに偏りやすいですが、紹介した本を図書館などで借りて読んでいただくことで、学びが広がると好評です。

--通信教育では学習を継続させることに課題を感じているご家庭も多いと思います。学習を継続させるための秘訣はありますか。

安西氏:保護者が「やらせなければならないもの」と身構えてしまうと、その義務感がお子さまにも伝わり、億劫なものになってしまいます。教材を日常的に目に触れる場所に置き、子供がいつでも取り組める環境を整え、保護者も一緒に楽しむという気持ちで手にとっていただくと良いと思います。

髙木氏:過度に「勉強だから」と構えないこともポイントです。先ほどご紹介した「ふしぎなシャワー」は、お風呂でも実践できますので、日常の中で無理なく取り組めます。「これ面白そうだから今度の日曜にやってみない?」など、ちょっとした声かけも学びのきっかけづくりになります。

2026年度に教材リニューアル、未来の学びを育む

--幼児コースは今後、どのような展開を考えていらっしゃいますか。

安西氏:2026年度にリニューアルとして、『かんがえるちからワーク』の改訂を行います。新たな学びのジャンルとして、表現の領域で「こころ」が追加される予定です。

 ここ数年、少子化や生活環境の変化が急速に進み、子供同士がぶつかり合いながら人との距離感を学ぶ機会が減っていると言われています。リニューアル後のワークでは、社会性を育むことを目的に、自分の気持ちとの向きあい方やコミュニケーションの取り方を考えたり、自分らしさや自己肯定感を育んだりする機会を提供していきます。ワークの問題を通して、保護者の方と「こんな風に言うこともできるね」などと会話していただくことは、お子さまが将来、自分らしさを大切にしつつ人と向きあうための“備え”になると考えています。

2026年度のリニューアルでは「こころ」を新設(画像は年長向け教材)

髙木氏:具体的には、幼稚園や保育園など集団生活の場面を想定して、相手の立場に立って考える練習などができるような問題を考えています。また、感情を表現するための語彙を学ぶ問題も出題予定です。

 ワークには、「ピックアップ問題」のコーナーも新設します。このコーナーは、図形・論理など月ごとにテーマを設け、同じテーマの問題を連続して解くことで、難しめの問題も自力で考えられるようになることをねらいとしたものです。

2026年度のリニューアルで新たに始まる「ピックアップ問題」(画像は年中向け教材)

 ワーク以外にも、2026年度は新たな学びコンテンツを用意しています。身のまわりのものすべてが学びのきっかけになる幼児期ですが、忙しい保護者の方が、お子さまの成長段階に合わせて環境を整えるのはたいへんなことです。Z会幼児コースはこれからも、ご家庭での学び環境を充実させるパートナーとして、頼りにしていただける存在を目指したいと思っています。

--ありがとうございました。


 Z会の幼児コースは、教材を通じて「できた!」という成功体験を積み重ね、子供の自信と学びの土台を育んでいる。さらに、2026年度には「こころ」を育てる新ジャンルや、深く考える力を養う「ピックアップ問題」など、より進化した教材が登場する予定だ。親子で楽しみながら学びを広げる工夫が詰まったZ会の取組みに、今後も注目したい。

Z会 幼児コース

《川端珠紀》

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