金沢龍谷高等学校は、進路選択を控える中学生と保護者に向け、今知っておきたい「高校選びの新しい視点」を発信する。授業料無償化で選択肢が広がる今、どんな基準で学校を選ぶべきかを考えるヒントとなれば幸いだという。
2026年度から私立高校の授業料は全国平均相当まで公的支援でカバーされ、費用面でのハードルが大きく下がる。これにより「近いから」「公立だから」「偏差値が高いから」だけでなく、「自分にあう高校」を選ぶ自由が広がる時代が到来した。この変化を背景に「高校選びの新基準」を提案し、学校生活データととともに発信する。
2026年度から、国の方針により私立高校の授業料が全国平均相当(年45万7,000円)まで実質無償化される予定だ(所得制限なし)。2025年度も臨時支援金などで負担軽減が進み、進路選択の前提が大きく変わろうとしている。これにより、「費用面で私立は難しい」という従来のイメージが変わりつつあり、「自分にあった高校」を選ぶ自由が拡大している。制度は「授業料」が対象で、入学金・施設費・教材費などは別途必要。
これからの高校選びは、「場所が近い」「友達が行く」「公立だから」「偏差値が高い」だけでなく、「自分は何を伸ばしたいか」「その学校は自分を大切にしてくれるか」という視点で比較することが重要だ。私立高校も「滑り止め」ではなく、公立と並列で検討する時代が到来している。
同校では授業満足度調査(アンケート)や全生徒による授業評価などを活用しながら、より効果的な教育を推し進めている。また国公立大学や難関私立大学への進学を目指す「特進SGコース」と、ひとりひとりの個性や能力を伸ばす「普通コース」の2コース体制による教育の取組みの成果は、実際の数字となって表れている。同校も、さらにうえのステージへの飛躍を目指して、新たな発展の途を歩んでいる。
金沢龍谷高等学校では、生徒会が主体となり、学校生活の質を高めるためのアンケートを実施した。これは単なる満足度調査ではなく、「どうすればもっと良くなるか」を生徒自身が考え、改善に向けて行動するための取組みだ。
ICTを活用したわかりやすい授業、安心安全の生活環境、日常の充実などにより、生徒ひとりひとりの将来の可能性を伸ばす。スクールライフの充実:楽しい学校生活82%、学校行事の活発さ77%、通いやすさ82%(スクールバス)。日常の満足度:入学前後で学校満足71%、食堂満足90%、身だしなみが整っている87%、食堂がおいしい90%。安心・安全な学校生活:「いじめがなく安心・安全」76%。
これらの数値は決してゴールではない。たとえば「楽しい学校生活」や「安心・安全」の項目について、生徒会はさらに高めるための取組みとして「地域に愛される龍谷」を目指して取組みを進めている(2026年度は「RYUKOKU地域cleaning作戦」と題して生徒会と有志生徒100名で地域の清掃活動を行った)。生徒が主体的に学校づくりに関わる文化が、金沢龍谷高等学校の大きな特徴だ。
進路選択の自由が広がる今、受験制度も多様化している。高校を選ぶ基準は「近さ」や「偏差値」だけではなく、どんな環境で学び、どんな人と過ごすかという視点が重要だ。今回の情報が、これから受験に臨む家庭の参考となれば幸いだという。

