2026年の中学受験において、灘中合格者101名をはじめ最難関中・有名中で高い合格実績を出す浜学園は、学力の土台として注目が高まる「非認知スキル」に光をあて、日常的に「非認知スキル教育」を全塾生に提供している。
浜学園は2025年12月21日、2023年より全塾生を対象に導入している非認知スキル育成のための学習プラットフォーム「WEBSTAR」の成果を体感できる独自イベント「WEBSTAR 非認知スキルグランプリ2025」を実施した。浜学園生および、同グループのはまキッズに通う子供・保護者、総勢160名以上が参加した。
本記事では、子供たちが互いに切磋琢磨しながら挑戦する頂上決戦の場「WEBSTAR 非認知スキルグランプリ2025」のようすを紹介する。
非認知スキルトレーニングと鍛えながら競う
当日のメインファシリテータを務めたのは、日本アドミッションオフィサー協会認定AOエキスパートPROの青木唯有氏、小菅将太氏、そして日本を代表するミュージカルカンパニー「音楽座ミュージカル」の俳優・プロデューサーの毎原遥氏。非認知スキル・企業研修・舞台表現という異なる分野の専門家が、それぞれの強みを生かした掛け合いで子供たちの挑戦心を引き出し、イベントはスタートした。

ウォーミングアップでは、心と身体を開く表現の時間として、浜学園で親しまれているキャラクター「オルパスくん」の絵描き歌ワークを実施。身体を動かしながら親子で1つのチャレンジに向き合うことで、緊張を解き、安心して自分を表現できる空気をつくり出した。
本グランプリの核となるのが、WEBSTARで浜学園生が日常的に取り組んでいる「非認知スキルトレーニング」だ。「WEBSTAR」は人財育成を柱に事業を展開するサマデイによって開発されたサービス。正解のない問いに向き合い、限られた時間の中で自分なりの考えを組み立て、言語化し、他者に伝える力を鍛える非認知スキル育成メソッドは、数多くの企業の人財開発研修や、内閣府の非認知スキル研究でも採用されている。
今回は、本イベント用に特別に用意された「フランスの画家・マティス」に関する問いに親子で挑戦。低学年の部(小学1~3年生)では、保護者との対話を通じて思考を言葉にする力を育み、高学年の部(小学4~5年生)では、実践的なプレゼンテーションを意識した「伝える力」を磨いた。
年齢や発達段階に応じた設計により、すべての参加者が、WEBSTARで日ごろ学んでいる内容をリアルなライブ体験として実感できる時間となった。
特許AIエンジン「H100」によるAI採点
WEBSTARには、同じくサマデイが開発した特許AIエンジンH100(以下、「H100」)が搭載されている。H100は、文章の構造や論理性だけでなく、着眼点の独自性、表現の広がりといった非認知スキルの観点から解答を多面的に分析し、独自のフィードバックを可視化する。正解・不正解では測れない思考のプロセスや挑戦の質を捉えることで、ひとりひとりの解答に潜む価値を丁寧に評価できる点が特長だ。
イベントでは、このH100をリアルタイムで駆動。審査員による定性的な視点と、H100による客観的な解析を掛け合わせることで、納得感と透明性の高いハイブリッド評価を実現した。

こうした審査を経て、イベントの参加者から金賞・銀賞・銅賞を決定。結果を競うというよりも、子供たちひとりひとりの努力や工夫を称え、次の挑戦へとつなげる意識の醸成を図った。表彰式では、日本アドミッションオフィサー協会理事長でサマデイグループCEOである相川秀希氏より、受賞者へOfficial Certificateと副賞が直接授与された。自らの挑戦が評価され、言葉として返ってくる体験は、子供たちにとって大きな自信となったようだ。
探究を深めるリフレクションシアター
また今回のイベントでは、審査中の時間を「リフレクションシアター」と位置付け、学びの振り返りと体験価値を高めるための特別な演出が採用された。「音楽座ミュージカル」のコラボレーションし、結果を待つ時間そのものを、次の学びへとつなげる探究の時間に変える試みだ。音楽座ミュージカルが長年培ってきた独自のドラマ教育メソッドを取り入れ、思考だけでなく、心を使って理解する体験が提供された。

リフレクションシアターのテーマとして取り上げられたのは、「非認知スキルトレーニング」でも取り扱った「アンリ・マティス」。晩年のマティスが、自らの画力をあえてコントロールできない「長い筆」を使って絵を描いていたというエピソードを題材に、マティス自身の進路発見や独自の人生哲学を描いた舞台シーンを上演した。文章や説明だけでは伝わりにくい感情や背景が立体的に表現され、子供たちは自然と物語の世界へ引き込まれたようすだった。
観ることで感じ、感じることで考える。リフレクションシアターは、思考を言語化する前段として、感情や想像力を刺激し、自分自身の考えを深めるための重要なプロセスだという。ここには非認知スキルを「鍛える」だけでなく、「味わい、振り返る」ことを大切にする独自のアプローチが凝縮されていたといえよう。
なお、今回の参加者からは「いつもWEBSTARには家族3人で取り組んでいます。楽な気持ちでソファーに座りながら家族で会話する気持ちで挑めたからこそ、今日のような緊張しがちな環境も乗り越えられたのだと思います」(小学5年生のお父さま)や、「もともと型にはまらないことを好む本人の独自性を、こういった非認知スキル教育メソッドを通じて伸ばし、評価してくれている感じがして、親としてとても嬉しく思います」(小学4年生のお母さま)といった声が寄せられた。
浜学園の非認知スキル教育と未来構想
近年、大学受験の文脈でも、総合型選抜・一般選抜を問わず、非認知スキル型の入試が広がりを見せている。一方で浜学園が追求するのは、目先の得点力だけではなく、難関校合格のその先で、子供たちが自ら考え、踏み出し、やり抜くために必要な力、社会や職業人生においても不可欠な「学びの土台」としての非認知スキルだ。
浜学園・学園長の松本茂氏は、「これからも、認知スキルと非認知スキルの両輪で日本一となる学び舎を目指し、学習指導と人間教育を高い次元で融合させていきます。中学受験の成功にとどまらず、その先の大学、社会、そして 新しい職業観の創出においても、骨太に構えることのできる人財を育てる 。それが、浜学園が担う教育機関としての責任であり、未来への約束です」と語る。浜学園で認知スキルとともに非認知スキルをも身に付けた子供たちは、将来さまざまな分野で、その能力を花開かせるに違いない。
灘中をはじめ難関中への合格者多数輩出「浜学園」詳細はこちら独自の非認知スキルトレーニング「浜学園WEBSTAR」の詳細はこちら「音楽座ミュージカル」Webサイトはこちら

