【高校受験2026】都立高校入試「理科」出題ミス、3.5万人に4点加点

 東京都教育委員会は2026年2月25日、同月21日に実施した2026年度(令和8年度)東京都立高等学校入学者選抜の「理科」において、出題に誤りがあったと発表した。対象は161校の受検者約3万5,000人で、当該設問については全員に一律4点を加点する対応をとる。実験の設定に不備があり、示された結果が得られないことが判明したためだという。

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東京都立高等学校入学者選抜における理科の学力検査問題 大問6
東京都立高等学校入学者選抜における理科の学力検査問題 大問6 全 1 枚 拡大写真

 東京都教育委員会は2026年2月25日、同月21日に実施した2026年度(令和8年度)東京都立高等学校入学者選抜の「理科」において、出題に誤りがあったと発表した。対象は161校の受検者約3万5,000人で、当該設問については全員に一律4点を加点する対応をとる。実験の設定に不備があり、示された結果が得られないことが判明したためだという。

 誤りがあったのは、大問6の「物体に働く力に関する実験」の問3。水を入れた水槽におもりを沈め、ばねばかりの値や浮力の大きさを測定する実験に基づいた設問であった。具体的には、おもりC、D(体積7.0cm3)、おもりE(体積3.5cm3)を用いた「実験2」の設定に不備があった。同実験の(2)から(4)の操作において、示されたおもりの体積設定では、問題文中の「結果2」にある数値を導き出すことができないことがわかった。

 問3の内容は、おもりCが位置Rで受ける浮力の大きさを求めるとともに、他のおもりとの比較や、浮力の大きさが水中にあるおもりの何に比例するかを問うものであった。しかし、前提となる数値設定に誤りがあったため、正答を導き出すことが困難であると判断された。これを受け、都教委は採点上の措置として、受検者全員に問3の配点である4点を与えることを決定した。対象となる受検者は約3万5,000人で、都内161校で実施された試験が対象となる。

 東京都教育委員会はWebサイトを通じて、問題の誤りと採点上の対応について詳細を公開している。入試問題の全文や正答は、東京都教育委員会のWebサイトから閲覧できる。

《工藤めぐみ》

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