厚生労働省は2026年2月26日、2025年の人口動態統計速報を公表した。日本で2025年に生まれた子供の数(外国人を含む)は、2024年比2.1%減の70万5,809人だった。出生数は10年連続で過去最少を更新しており、少子化がさらに進行している。同統計は、日本における日本人と外国人のほか、外国における日本人および前年以前に発生した事象を含む数値である。
人口動態調査は、出生、死亡、婚姻、離婚および死産の事象を把握し、厚生労働行政施策の基礎資料を得ることを目的としている。今回の速報値は市区町村で作成された調査票の作成枚数に基づくもので、日本国内の日本人・外国人に加え、国外の日本人や、報告が遅れた前年以前の事象も合算されている。
統計結果によると、2025年の死亡数は160万5,654人で、2024年比1万3,030人(0.8%)の減少となった。出生数から死亡数を差し引いた自然増減数はマイナス89万9,845人となり、18年連続で減少している。2024年の自然減少数89万7,696人と比較して、減少幅はさらに拡大した。
その他の項目では、婚姻件数が50万5,656組で2024年比5,657組(1.1%)増加した。婚姻件数は2023年の48万9,281組から2年連続で増加している。一方、離婚件数は18万2,969組で3.7%減少した。死産数は1万6,101胎で0.4%の増加となっている。
出生数の推移をみると、2004年の113万7,955人から約20年間で43万人以上減少している。2017年に100万人、2019年に90万人、2022年には80万人を下回るなど、減少スピードは加速している。婚姻件数が直近3年で回復の兆しをみせているものの、出生数の過去最少更新が続いている。

