【高校受験2026】埼玉県公立高校入試<学校選択問題・英語>講評…正確さと力の差が如実に出る問題

 令和8年度(2026年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。リセマムでは、早稲田アカデミーの協力を得て、学力検査「学校選択問題・英語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科と学校選択問題・数学)についても、同様に掲載する。

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【高校受験2026】埼玉県公立高校入試<学校選択問題・英語>講評
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 2026年2月26日、2026年度(令和8年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜が実施された。埼玉県教育委員会が2月20日に発表した全日制課程(普通・専門・総合学科)の確定志願状況は、入学許可予定者数3万4,603人に対し、志願者数は3万5,976人、志願倍率は1.04倍となった。

 リセマムでは、早稲田アカデミーの協力を得て、学力検査「学校選択問題・英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)と学校選択問題(数学)についても、同様に掲載する。

<学校選択問題・英語>講評
(早稲田アカデミー 提供)

 全体の問題構成は昨年度と同様、リスニング、対話文読解、長文読解、英作文。昨年度変更がかかった大問3の問6については、「正しいものをすべて選びなさい」から「組み合わせとして正しいものを選びなさい」という形式に変更された。これは来年度のマークシートへの移行を踏まえてのものと予想される。

 大問1リスニングの難度は変わらず、No.7も能動受動の関係や前置詞の働きを考え答えることが求められていた。

 大問2は「道の駅」をテーマとした対話文読解で、各セクションで何が話題に上がっているかを把握しながら読み進めなければならない。目立った設問を取り上げると、問1「両方がある」という部分を3語で埋める問題。関係代名詞と動詞のhave、そして両方という意味のbothを日本語から類推できたかどうかだが、悩んだ受検生もいただろう。次に問4の整序英作文だが、「現在完了」と「makeの語法」、そして「proud of」の表現をそれぞれ繋ぎ合わせることが求められる問題だった。短い時間の中で冷静な判断が求められていた。そして問8。例年通りの形式だったが、The soupとmy favoriteの意味の繋がりを文脈から考えてbe動詞が決まると正解できたのではないか。

 大問3はglobal boilingというテーマの読解問題。文章中に数字が多く出てきたため、読みづらさを感じる受検生も多くいたことだろう。環境問題がテーマになっていたので、ある程度結論を予測しながら読み進めると必要な情報が得られただろう。問いごとに見ていくと、問1の空欄Bは主述関係を考える問題、問3はas a productをどの位置に置くかを考える問題、そして問5は該当箇所を見つけ、due to high costから問いに合う答え方を考えることが求められていた。そして問6の内容一致の問題も、選択肢を慎重に読まないと正確な判断ができない構成であった。

 大問4は学校にはcleaning staffが必要か否かという問いに対する答えを英作文する問題。メリットをしっかり考え主張を決めていくことが求められていた。常に物事に対する良い面を見つけようとする姿勢が大切だと言えよう。

 全体を通して見ると、見かけ以上に正確に答えることが困難と言える。正確さと力の差が如実に出る問題だった。


 このレポートは2026年2月26日(木)に、速報として早稲田アカデミーにより作成されたもの。
協力:早稲田アカデミー(執筆:埼玉県立必勝コース英語科責任者 石井一真氏)







《編集部》

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