神奈川県教育委員会は2026年6月5日、2027年度(令和9年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜における選考基準を公表した。各校が第1次選考・第2次選考で重視する教科や、特色検査の実施有無および概要などをまとめている。
2027年度神奈川県公立高校入学者選抜では、共通選抜を2027年2月16日に、特色検査および面接は2月16日から18日までの間で各校が定める日に実施。ただし、連携型中高一貫教育校連携募集は2月17日のみ、インクルーシブ教育実践推進校特別募集は2月17日および18日のうち当該高等学校長が定めた日に実施する。合格発表は2月26日を予定している。第1次選考では、調査書の評定と学力検査の結果をもとに選考を実施。第2次選考では、調査書における「主体的に学習に取り組む態度」の評価と学力検査の結果を用いて選考する。学校によっては特定教科の重点化を行うほか、特色検査を実施する場合もある。
今回公表された選考基準では、各高校が定めた調査書や学力検査、特色検査などの扱い方や重点化する教科・観点について、一覧にまとめて示している。たとえば、横浜翠嵐(普通)や柏陽(普通)、湘南(普通)では、学力検査5教科と特色検査を実施。特色検査では「自己表現検査」を課し、教科横断的な課題に対して知識・技能を活用しながら思考力や判断力、表現力、情報活用能力などを問う問題が出題される。特色検査は、すべての学力向上進学重点校と学力向上進学重点校エントリー校についても、同様に「自己表現検査」を実施する。
また、横浜サイエンスフロンティア(理数)や横浜国際(国際/国際バカロレアコース)など、専門学科や特色あるコースを設置する学校では、それぞれの教育内容に応じた選考基準を設定している。志望校によって重点化する教科や評価方法が異なるため、事前に各校の選考基準を確認しておきたい。
選考基準や特色検査の概要は、神奈川県教育委員会のWebサイトで公開している。資料では、第1次選考における学習の記録(評定)・学力検査・特色検査の比率、および第2次選考における学力検査・主体的に学習に取り組む態度(評価)・特色検査の比率についても確認できる。選考基準は、県教育委員会Webサイトのほか、7月上旬に発表予定の「募集案内II」にも掲載される。

