アイードは2026年7月16日、東京都立高校入試で結果が活用される中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J YEAR 3)の対策を目的としたオンライン模試「都立入試スピーキング模試」の提供開始を発表した。都立高校を受験する中学3年生とその保護者に向けて、8月から11月にかけて全4回を自宅・Web完結で実施する。
中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)は、都立高校入試の総合得点(1,000点満点)に20点満点で加算される。英語の学力検査を700点満点に換算した場合の比重でみると、条件英作文(約16.8点)より高く、リスニング(約28点)に近く、調査書における主要5教科1教科分(各約23.1点)にも匹敵する。合否がわずかな点差で決まる入試において、この20点の取りこぼしは合否を大きく左右するという。
東京都教育委員会の2025年度(令和7年度)実施状況によると、中学3年生のうちB評価以上が約8割、A評価以上が5割近くに達した。受験生全体のスピーキング力は年々底上げされており、「受けるだけ」では差がつきにくくなっている。上位グレードを狙うための対策の重要性がこれまで以上に高まっている。
ESAT-Jは、面接官と会話するのではなく「タブレット端末に1人で録音する」という独特の形式で、準備時間も短いのが特徴。この形式に不慣れなまま本番に臨むと、実力を出しきれずに失点しやすいことが指摘されている。2024年に都内の塾関係者54名を対象に行ったヒアリングでは、98.1%が「対策は必要」(「対策はマスト」58.5%+「しておいた方がベター」39.6%)と回答した。本番と同じ形式・時間配分で一度でも通しの練習をしておくことが、当日に実力を発揮するカギになるという。
「都立入試スピーキング模試」は、ESAT-J YEAR 3の出題形式・時間配分に準拠したオンライン模試。Part A~Dの構成から準備・解答の秒数まで本番に沿っており、塾や会場への送迎なく、自宅で本番同様の実戦練習ができる。
受験後は個人成績表を提供し、A~Fの6段階評価に加え、スコア・平均スコア・偏差値、評価観点に基づくアドバイスで弱点を可視化する。全4回の実施のため、実力診断から弱点把握、直前の総仕上げまで、成績の伸びをみながら繰り返し活用できる。第4回(10月30日~11月4日)は本番の約2週間前にあたり、直前対策に適している。
アイードは、創業以来、英語スピーキングを評価するAI技術を事業の軸としてきたEdTech企業。英検二次試験対策アプリ「英スピ」や、学校向けAI英会話アプリ「AIed English(アイードイングリッシュ)」など、英語の「話す力」を評価・育成するソリューションを提供してきた。都立高校入試で「ESAT-J」が導入された2022年当初から、いち早く学習塾向けの対策教材「スピーキングテスト for ESAT-J(STE)」を開発・提供しており、この分野のパイオニアでもある。
「STE」はESAT-J YEAR 3に完全準拠したWeb受験型のスピーキングテスト型教材で、首都圏の大手学習塾を含む多数の塾に導入され、延べ数万人規模の受験実績を積み重ねてきた。この大規模な受験データをもとに、ESAT-J本番のスコア予測やPartごとのフィードバックを提供している。採点は、独自の英語スピーキング評価AIに英語話者による採点を組みあわせた、AI×人のダブル採点で行っている。また、学習塾向けにとどまらず、大手の高校受験模試向けにもESAT-J形式のスピーキングテストシステムを提供してきた実績がある。
オンライン模試「都立入試スピーキング模試」の受験料は1回3,300円(税込)。申込みは特設サイトから受け付けている。なお、2026年度(令和8年度)ESAT-J YEAR 3の本番日程は、本試日が11月22日、予備日が12月13日(東京都教育委員会の発表による)となっている。
◆都立入試スピーキング模試
対象:都立高校を受験する中学3年生
受験形態:自宅受験、Web上で完結
受験料:1回3,300円(税込)
決済方法:コンビニ/クレジットカード/PayPay
受験期間(全4回):
<第1回>2026年8月21日(金)~8月26日(水)
<第2回>2026年9月18日(金)~9月23日(水)
<第3回>2026年10月9日(金)~10月14日(水)
<第4回>2026年10月30日(金)~11月4日(水)
申込締切:第1回8月16日(日)、第2回9月13日(日)、第3回10月4日(日)、第4回10月25日(日)


