中高生、通学時の自転車事故…ワーストは12年連続

 自転車の安全利用促進委員会は2026年9月10日、2025年の全国都道府県別、中高生の通学時における自転車事故発生件数について、調査・分析した結果を公開した。2024年に比べ、中学・高校共に微増傾向にある。1万人あたりの事故発生件数ワースト1位は、中学生・高校生共に「群馬県」だった。

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中高生通学時1万人あたり事故件数ランキング(2025年)ワースト10
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 自転車の安全利用促進委員会は2026年9月10日、2025年の全国都道府県別、中高生の通学時における自転車事故発生件数について、調査・分析した結果を公開した。2024年に比べ、中学・高校共に微増傾向にある。1万人あたりの事故発生件数ワースト1位は、中学生・高校生共に「群馬県」だった。

 調査は、交通事故総合分析センター(ITARDA)から提供を受けた2025年1月~12月の事故データを分析したもの。自転車の安全利用促進委員会メンバーで、日本シェアサイクル協会会長/自転車政策・計画推進機構理事長の古倉宗治氏が監修している。

 2025年の1万人あたりの通学時自転車事故件数について、都道府県別のワースト3は、中学生で1位「群馬県」、2位「徳島県」、3位「香川県」。高校生では1位「群馬県」、2位「静岡県」、3位「愛知県」。本調査は2025年で12年目を迎えたが、調査スタート以降、群馬県は高校生自転車事故で12年連続ワースト1位となった。

 通学時、自転車側が加害者となった事故を都道府県別でみると、中学生のワースト3は、「栃木県」55.9%、「東京都」52.1%、「和歌山県」46.7%と、いずれも全国平均21.0%の倍以上と、大幅に上回った。高校生では「東京都」55.3%、「栃木県」43.7%、「兵庫県」37.7%で、こちらも全国平均21.8%を大きく上回っていた。

 事故時のヘルメット着用率は、全国的に中学生では70.3%と高くなっている。一方で、高校生では14.9%と極めて低く、8割以上が未着用だった。高校生の事故時のヘルメット着用率は、1位「愛媛県」84.3%、2位「大分県」77.8%、3位「山口県」69.2%となったが、着用率が0%のところもあり、落差が大きいことがわかった。

 通学時の自転車事故発生場所については、中学生・高校生共に「交差点内」が7割以上(中学生71.1%、高校生70.1%)を占め、ついで「歩車道分離の歩道」(中学生12.9%、高校生14.8%)、「歩車道分離の車道」(中学生4.5%、高校生5.6%)となった。中学生・高校生共に、全国的に歩道での事故が車道の2倍以上となっていることがわかった。

《木村 薫》

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