今年で第93回を迎える「NHK全国学校音楽コンクール」(以下Nコン)。小・中・高の児童生徒が参加する国内最大級の合唱コンクールで、各ブロックで金賞を受賞した学校がNHKホールに集結。日本全国の頂点を目指す。2026年10月10日には高等学校部門が行われ、福島県立会津高等学校が日本一の金賞に輝いた。銀賞は専修大学松戸高等学校、銅賞は大妻中野高等学校と愛知県立岡崎高等学校の2校。
第93回の課題曲テーマは「どきん」
高等学校の部は、アーティストのAI氏が制作を担当した『まだ旅の途中』。さらに特別審査員として音楽家の広瀬 香美氏が参加した。
今年の各都道府県の代表校は次の通り。
演奏順 | ブロック | 学校名 |
|---|---|---|
1 | 九州・沖縄ブロック代表 | 熊本県立第一高等学校(熊本) |
2 | 北海道ブロック代表 | 札幌山の手高等学校(道央地区) |
3 | 関東甲信越ブロック代表 | 清泉女学院高等学校(神奈川) |
4 | 東北ブロック代表 | 福島県立橘高等学校(福島) |
5 | 関東甲信越ブロック代表 | 大妻中野高等学校(東京) |
6 | 東海北陸ブロック代表 | 愛知県立岡崎高等学校(愛知) |
7 | 東北ブロック代表 | 福島県立会津高等学校(福島) |
8 | 関東甲信越ブロック代表 | 専修大学松戸高等学校(千葉) |
9 | 中国ブロック代表 | 岡山県立岡山城東高等学校(岡山) |
10 | 近畿ブロック代表 | 兵庫県立長田高等学校(兵庫) |
11 | 四国ブロック代表 | 高松第一高等学校(香川) |
Nコン課題曲が映す時代
Nコンの魅力のひとつが、その年ならではのテーマを込めた課題曲だ。近年の高校の部では、2021年度『彼方のノック』、2022年度『無音が聴こえる』、2023年度『鳥よ空へ』、2024年度『明日のノート』、2025年度『惑星そぞろ』と、生徒たちの成長や未来への思いを描いた作品が歌い継がれてきた。
課題曲は毎年多彩なクリエイターが手がけており、時代ごとの価値観や高校生たちへのメッセージが込められている。全国大会では各校が同じ課題曲を歌いながらも、それぞれ異なる表現やハーモニーを響かせることも見どころだ。
第93回大会でも、全国から集まった11校が課題曲に込められた思いをそれぞれの歌声で表現した。歴史と伝統を受け継ぐNコンは、これからも生徒たちの青春の1ページを彩り続けていく。
なお、小学校の部は10月11日(日)の午後2:00から5:00、中学生の部は10月12日(月・祝)の午後1:50から5:00に、Eテレにて生放送の予定だ。


