国家公務員試験、大幅に前倒し…2024年の日程発表

 人事院は2023年11月15日、2024年春の国家公務員採用試験について、総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)、一般職試験(大卒程度試験)、専門職試験(大卒程度試験)の日程を発表した。総合職試験の1次試験は約3週間前倒しし、3月17日に実施する。

教育・受験 大学生
国家公務員試験採用情報NAVI
国家公務員試験採用情報NAVI 全 4 枚 拡大写真

 人事院は2023年11月15日、2024年春の国家公務員採用試験について、総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)、一般職試験(大卒程度試験)、専門職試験(大卒程度試験)の日程を発表した。総合職試験の1次試験は約3週間前倒しし、3月17日に実施する。

 総合職試験(院卒者試験・大卒程度試験)では、春の試験日程を2023年から2024年にかけて段階的に前倒し。2024年は申込受付期間を2月5日から26日、第1次試験を3月17日、第1次試験合格者発表を4月1日、第2次試験の筆記試験(法務区分を除く)を4月14日、第2次試験の人物試験などを4月22日から5月15日、最終合格者発表を5月28日に行う。

 一般職試験(大卒程度試験)の日程は、申込受付期間が2月22日から3月25日、第1次試験が6月2日、第1次試験合格者発表が6月26日、第2次試験の人物試験が7月10日から26日、最終合格者発表が8月13日。

 皇宮護衛官、法務省専門職員(人間科学)、財務専門官、国税専門官、食品衛生監視員、労働基準監督官、航空管制官、海上保安官が対象となる専門職試験(大卒程度試験)は、2月22日から3月25日に申込みを受け付け、5月26日に第1次試験を実施する。

 2024年は、総合職試験(春)に人文系コースを追加。総合職試験(院卒者試験)の「行政区分」の選択I「政治・国際系」を選択I「政治・国際・人文系」、総合職試験(大卒程度試験)の「政治・国際区分」を「政治・国際・人文区分」に改編する。

 なお、総合職試験(教養区分)は、秋に実施する。従来、秋に実施していた総合職試験(法務区分)は、春に実施する。総合職試験(教養区分)や専門職試験(大卒程度試験)の第1次試験合格者発表日以降の日程は、12月25日に公表予定。

 各試験とも申込みはインターネットで受け付ける。受験資格、試験種目、試験方法、申込方法など試験情報の詳細は、12月25日に人事院Webサイトの国家公務員試験採用情報NAVIに掲載予定となっている。

《奥山直美》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集