歯科医師国家試験2024、合格率1位「東京歯科大学」97.7%

 厚生労働省が2024年3月15日に発表した第117回歯科医師国家試験の合格状況によると、学校別で合格率がもっとも高いのは、「東京歯科大学」97.7%。新卒者の合格率は、「東京歯科大学」など9校で90.0%を超えた。

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第117回歯科医師国家試験の学校別合格者状況(国公立)
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 厚生労働省が2024年3月15日に発表した第117回歯科医師国家試験の合格状況によると、学校別で合格率がもっとも高いのは、「東京歯科大学」97.7%。新卒者の合格率は、「東京歯科大学」など9校で90.0%を超えた。

 第117回歯科医師国家試験は、2024年1月27日と28日に施行。3月15日午後2時から、厚生労働省Webサイトで受験地別に合格者の受験番号が掲示されている。

 歯科医師国家試験の合格率は66.1%、新卒者の合格率は81.5%。平均合格率は、国立が78.8%、公立が73.5%、私立が62.0%、認定や予備試験のその他は15.4%。男女別の合格率は、男性62.0%、女性72.0%。全体の66.1%は、過去10年間でもっとも高い合格率となった。

 学校別合格者状況によると、合格率がもっとも高いのは「東京歯科大学」97.7%、ついで「昭和大学歯学部」88.1%、「東京医科歯科大学歯学部」「大阪大学歯学部」84.4%、「鹿児島大学歯学部」84.1%、「長崎大学歯学部」82.8%、「岡山大学歯学部」82.4%。

 新卒者の合格率が90.0%を超えたのは、「東京歯科大学」99.2%、「岡山大学歯学部」96.0%、「大阪歯科大学」95.8%、「昭和大学歯学部」「鹿児島大学歯学部」94.7%、「長崎大学歯学部」93.2%、「大阪大学歯学部」「北海道大学歯学部」92.2%、「松本歯科大学」90.2%の9校だった。

《奥山直美》

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