医師国家試験2024、自治医科大学100%合格…学校別合格率

 厚生労働省が2024年3月15日に発表した第118回医師国家試験の合格状況によると、自治医科大学の合格率は新卒・既卒共に100.0%だった。このほか、群馬大学医学部と名古屋大学医学部、東海大学医学部は新卒者合格率が100.0%だった。

教育・受験 大学生
第118回医師国家試験の合格発表について
第118回医師国家試験の合格発表について 全 6 枚 拡大写真

 厚生労働省が2024年3月15日に発表した第118回医師国家試験の合格状況によると、自治医科大学の合格率は新卒・既卒共に100.0%だった。このほか、群馬大学医学部と名古屋大学医学部、東海大学医学部は新卒者合格率が100.0%だった。

 第118回医師国家試験は、2024年2月3日と4日に行われた。3月15日午後2時より厚生労働省のWebサイトで受験地別に合格者の受験番号が掲示されている。

 医師国家試験の合格率は92.4%と、過去10年間でもっとも高かった。新卒者の合格率は95.4%。平均合格率は、国立が92.9%、公立が93.8%、私立が94.1%、認定や予備試験のその他は53.7%だった。男女別の合格率は、男性91.7%、女性93.6%。

 学校別合格者状況によると、自治医科大学が100.0%。ついで、国際医療福祉大学医学部99.2%、兵庫医科大学99.1%、産業医科大学99.0%、順天堂大学医学部98.5%、日本医科大学98.4%、名古屋市立大学医学部98.3%などの合格率が高かった。

 新卒者の合格率が100.0%だったのは、自治医科大学、群馬大学医学部、名古屋大学医学部、東海大学医学部の4校。また、自治医科大学、国際医療福祉大学医学部、兵庫医科大学、産業医科大学、名古屋市立大学医学部、防衛医科大学校医学教育部、東北医科薬科大学医学部の7校は既卒者の合格率が100.0%だった。

《工藤めぐみ》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集