大学生向け「スポーツと学びのハンドブック」刊行

 河合塾グループのKEIアドバンスは2024年3月15日、大学生の「スポーツ×学び」をサポートする「スポーツと学びのハンドブック」を刊行した。大学での学びの意義やコンプライアンスの重要性などを掲載している。運動部学生のほか、大学でスポーツに関わりたい人全般が対象。価格は1,198円(税込)。

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スポーツと学びのハンドブック
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 河合塾グループのKEIアドバンスは2024年3月15日、大学生の「スポーツ×学び」をサポートする「スポーツと学びのハンドブック」を刊行した。大学での学びの意義やコンプライアンスの重要性などを掲載している。運動部学生のほか、大学でスポーツに関わりたい人全般が対象。価格は1,198円(税込)。

 「スポーツと学びのハンドブック」は、2020年に刊行した「大学の運動部学生のための『学び』のハンドブック」をリニューアルしたもの。入学前の教育や、入学時のオリエンテーション教材として1万5,000人以上の大学生が活用してきたという。今回、活用している大学からの要望や、近年の大学スポーツを取り巻く社会情勢の変化などを踏まえ、大幅な改訂を行った。運動部学生を主としながらも、大学でスポーツに関わりたい人全般を対象とした内容となっている。

 同書は「なぜ学ぶのか」「どうやって学ぶのか」を伝える、大学の学びサポートブック。高校時代にスポーツ一筋で頑張ってきた学生は、「大学で学ぶことの意義」をほとんど知らないという。一方で大学卒業後にプロや実業団でスポーツを続ける人は少数で、大半が一般企業などに就職をしている。大学での学びは、有意義な大学生活を送り、かつ社会に出てから活躍するために必要であり、同書ではその意義を解説している。

 また、2024年1月にKEIアドバンスが行った、運動部所属の高校生へのアンケート調査によると、進学時に高校生がもっとも知りたい情報は「入学後の学びの内容」だったという。同書では、大学の学びの仕組み、スポーツに関する学問の内容、授業の受け方・レポートの書き方などを紹介・解説しており、「学びの内容」と「どうやって学ぶか」をこの1冊ですべておさえることができるという。

 さらに、昨今話題のスポーツ・インテグリティやコンプライアンスに関する解説ページを追加。学生生活や部活動で問題となる行動、問題が起こった場合の影響の大きさ、コンプライアンスを守ることの重要性などを記載している。

 A5判、96ページ、オールカラー。一般価格は1,198円(税込)、UNIVAS加盟団体は1,078円(税込)。KEIアドバンス運動部学生学習支援教材販売サイトにて購入できる。

◆スポーツと学びのハンドブック
刊行日:2024年3月15日(金)
監修:大学スポーツ協会(UNIVAS)
発行:KEIアドバンス
体裁:A5判/96ページ/オールカラー
価格:一般価格1,198円(税込)
※UNIVAS加盟団体は1,078円(税込)
販売:KEIアドバンス運動部学生学習支援教材販売サイト

《中川和佳》

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