中央大「法と正義の資料館」「大学史資料館」同時オープン

 中央大学は2024年4月1日、初となる2つの資料館「法と正義の資料館」「大学史資料館」を、多摩キャンパス「炎の塔」2階に同時オープンした。誰でも無料、事前申込不要で来館できる。開館時間は午前10時から午後5時。入館は午後4時半まで。日祝休館。

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 中央大学は2024年4月1日、初となる2つの資料館「法と正義の資料館」「大学史資料館」を、多摩キャンパス「炎の塔」2階に同時オープンした。誰でも無料、事前申込不要で来館できる。開館時間は午前10時から午後5時。入館は午後4時半まで。日祝休館。

 中央大学は、初の資料館「法と正義の資料館」と「大学史資料館」を同時オープンした。2つの資料館は、中央廊下で左右に分かれている。法と正義の資料館は青色、大学史資料館は赤色をメインカラーとしており、中央廊下にはそれぞれを代表する多彩なグラフィックを設えたという。

 「法と正義の資料館」は、法と正義・人権尊重の重要性を伝えることが目的。常設展ではこれらの理念を探究し、企画展では基本的人権の擁護や、法と正義の実現に貢献した人物を紹介するという。

 第1回企画展では、「医学者証言を覆せ ―弁護士松波淳一の闘い」を開催。日本の四大公害の1つイタイイタイ病裁判で被害者救済のために立ち上がり、弁護団の中心的な役割を果たした松波淳一元弁護士の活躍を紹介する。

 「大学史資料館」は、中央大学の歴史や関係者を紹介する施設として設立。「中央大学百年史」編纂などで収集・調査してきた中央大学の歴史や文化に関する資料を公開する。在学生の自校史教育にも活用し、大学の歴史や伝統を社会に広く発信するという。

 「常設展」では創立以来のあゆみを紹介し、「企画展」では大学の歴史的な場面や、卒業生や教職員の活躍などを深堀りして紹介するとしている。

 「法と正義の資料館」「大学史資料館」の合同開館式は、4月20日午後2時からの予定。

◆法と正義の資料館、大学史資料館
開館時間:10:00~17:00 ※入館は16:30まで
休館日: 日曜・祝日
場所:中央大学多摩キャンパス「炎の塔」2階 (東京都八王子市東中野)
入館料: 無料

◆「法と正義の資料館」「大学史資料館」合同開館式
日時:2024年4月20日(土)14:00~ 

《いろは》

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