NEC、学校向け教育クラウドサービス「Nao Webサービス」発売……教材配信とブログ作成がセットに
日本電気(NEC)は10月4日、学校向け教育クラウドサービスの第一弾として、デジタル教材配信サービスと学校ブログサービスを、インターネットを通じて提供する「Nao Webサービス(ナオウェブサービス)」の販売を開始した。
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「Nao Webサービス」は、「わかる授業」「開かれた学校づくり」を低コストで支援する、デジタル教材配信とブログ作成・運用をセットにした教育クラウドサービス。デジタル教材配信サービスは、プロジェクタや地デジ対応テレビ等大型表示装置に対応した、NHKの高画質動画コンテンツ500本を教材として提供する。教材ごとに利用者である教職員によるコメントや評価の書き込みが可能。また、利用者の属性情報に関連したコンテンツをお薦めする機能も搭載する。今後は、教材会社等が提供するデジタル教材もオプションとして提供するほか、研究所や大学、企業などが所有する貴重な動画や写真、教育委員会が所有する指導案など、学校で利活用できるコンテンツを集め、無償で提供することも予定している。
ブログサービスは、ワープロ感覚で学校行事や毎日の給食などを簡単にWeb上で公開可能。携帯電話からの投稿にも対応し、遠足や修学旅行、スポーツ大会の遠征先などからも更新できる。これらのサービスをクラウド型で提供することにより、5年間で約70%の導入・運用費用を削減できる見込み。NECは、今後5年間で、3,000の機関への販売を目指す。
なお大阪府泉南市教育委員会においては、「Nao Webサービス」と緊急メール配信サービスに加え、東京書籍のデジタル教材が採用されたとのこと。各学校では、これらのサービスを1つのIDで利用することができ、システムごとの個別IDでのログインに比べ、使いやすさが向上したとしている。
《冨岡晶》
※ この記事は、RBB TODAYにて10月4日に配信された記事を転載したものです。
《RBB TODAY》
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