インフルエンザが増加傾向、今年は新型&季節性混合ワクチン
厚生労働省は10月15日、新型インフルエンザ患者数に関する3報告発表を公開した。今年は新型(1種類)と季節性(2種類)の3つに効果がある3価ワクチンの接種が行われている。
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
それによると、2010年第40週(10月4日~10月10日)のインフルエンザの定点当たり報告数は0.11(患者報告数537)と2週連続して増加している。
都道府県別では沖縄県(1.16)、岩手県(0.58)、福岡県(0.41)、香川県(0.32)、茨城県(0.22)、北海道(0.21)、岐阜県(0.19)の順となっている。 第18週以降、警報レベル、注意報レベルのみを超えている保健所地域はない状態が続いている。
2009年第28週以降、新型インフルエンザウイルスAH1pdmの検出報告数は毎週500件を超える状態が続いていたが、2010年第4週以降は減少し、第12週以降は少数となっている。しかし2010年第35週以降も、AH1pdm、AH3亜型(A香港型)やB型のインフルエンザウイルスが検出されている。
今年度の新型インフルエンザワクチンの摂取期間は10月1日からで、新型インフルエンザ(1種類)と季節性インフルエンザ(2種類)の3つに効果がある3価ワクチンの接種が行われている。
《前田 有香》
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