【教育ITソリューションEXPO(Vol.4)】緊急時のほか入学希望者の囲い込みにも有効な絵文字も使えるメール連絡網
個人情報保護法施行後、クラス名簿や緊急連絡網を廃止した学校が多く、それに代わる連絡手段として、メールの利用が注目されている。特に昨年流行した新型インフルエンザによる臨時休校時などには、メール連絡網が有効であったという声が聞かれている。
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
「第1回 教育ITソリューションEXPO」のNECビッグローブのブースでは、SaaS型の「BIGLOBEメールコミュニケーションサービス」の教育現場での活用例を、デモを交えて紹介していた。
このサービスは、PCや携帯のメールアドレス向けに、一斉メールを送信できるというもので、簡単な操作で、迅速に情報を配信できるメリットがある。ユーザが、受信したメールを読んだかどうかの情報も管理することができるので、未読のユーザには再送したり、別の連絡方法を取るなどの対応が可能だ。学校や塾などの教育現場では、緊急連絡網、保護者や生徒等への情報発信の手段、入学希望者や受験者向けの情報提供などに利用されているという。
配信設定はブラウザで行え、配信日時の指定のほか、クラスや学年などの送信先の指定が可能だ。また、携帯向けには絵文字の利用も可能で、設定画面ではキャリアごとに異なる絵文字を確認できるのがわかりやすい。
NECビッグローブ ビジネスサービス事業部 主任の北原則子氏によると、実際に利用した先生からは、「思ったより簡単だった」との声が寄せられているという。
料金は、初期費用が50,000円で、月額9,800円(登録アドレス数1,500件まで)からとなっている。
《田村麻里子》
※ この記事は、RBB TODAYにて7月9日に配信された記事を転載したものです。
《RBB TODAY》
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