男子はゲーム、女子は芸能人の情報収集…小中学生のネット利用
バンダイナムコゲームスとネットマイルは11月16日、小・中学生が中心に参加する情報交換インターネットサイト「サークルリンク」の登録会員を対象とした「インターネット利用」についてのアンケート結果を発表した。
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サークルリンクは、小中学生を中心に43万人以上の会員が参加する情報交換サイト。日記やゲームなどが無料で利用できるほか、企業が監修したコンテンツで仕事体験ができる「サークルリンクお仕事タウン」など、ネットリテラシーと社会活動が学べるサービスを提供している。
キッズリサーチは、サークルリンク会員の小中学生がインターネット経由で回答するリサーチサービスで、生の声を迅速に取得することができる。
アンケート結果によると、学年が上がるにつれて、「携帯電話・PHS」からのインターネット利用が増加している。ゲーム機では、「ニンテンドーDS・DSLite・DSi」や「Wii」の利用が多い。
自分専用のパソコンを所有しているのは、女の子よりも男の子が多く、インターネット利用歴は「3年以上」が7割近くとなっており、昨年に比べると「5年以上」の回答が増加している。
1日の利用時間は、「1時間未満」が全体の4割近く、「2時間以上」が3割。女の子よりも男の子のほうが多く利用しているようだ。また学年が上がるにつれて、利用時間が長くなる傾向にある。
性別では男の子、学年別では中学生において、「自分の部屋」でアクセスする子どもが多い。
利用のきっかけ1位は「家で家族がやっていたから」というのが6割以上。男の子は「ゲーム」目的で使い始めることが多いようだ。一方、女の子は、お気に入りキャラクターや憧れの芸能人の情報収集にインターネットを活用するのが多く見られる。
また、「有料ゲームや買い物をしない」「よくわからないサイトへは行かない」など利用時の約束をしている子どもが8割近い。いろいろな決まりごとを守りながら、利用している様子がわかる。
インターネットの利点については「情報をすぐに調べられ、いろいろなことがわかる」ことがあげられている。情報収集以外でも、「インターネット上の交流」「ゲームや動画」「学校の勉強」など、さまざまな目的で活用しているようだ。
回答者の内訳は、男の子102人(20,4%)、女の子398人(79,6%)
「小学1年生」6人(1.2%)「小学2年生」11人…(2.2%)…小学校低学年
「小学3年生」24人(4.8%)「小学4年生」62人(12.4%)…小学校中学年
「小学5年生」111人(22.2%)「小学6年生」126人(25.2%)…小学校高学年
「中学1年生」96人(19.2%)「中学2年生」43人(8.6%)「中学3年生」21人(4.2%)…中学生としてまとめ、学年ごとの傾向を分析する際に使用している。
《前田 有香》
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