乳幼児をもつ家庭の住宅購入満足度は81.4点
リクルートが運営する不動産・住宅サイト「SUUMO」は11月17日、はじめて住宅を購入した人たちのお金や満足度などについて調査発表した。
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今回は第3回目で、乳幼児をもつ「子どもが小さめファミリー」の住宅探しと購入で、重視するポイントは何かを聞いてみた結果の紹介となっている。
調査期間9月28日~9月30日、調査対象者は2006年以降に自宅用住宅を購入した方。関東1都3県、関西2府2県に住む20歳から49歳の既婚男女で、購入時に第一子が小学生未満。インターネットによる調査で、有効回答数は414名。回答者の6割以上が女性で共働きは2割。家庭内の有職者の半数以上は会社員。年齢は30代が中心で世帯収入は400万〜600万未満が約5割だった。
小さな子どもがいる家庭では、一戸建てが63.1%と好まれているようだ。このうち建売住宅が32.4%を占める。次いで子どもの増加や成長などに伴い、引越しをしやすいマンションが36.9%となっている。
世帯年収別でみると、年収400万円未満では中古一戸建てを購入する率が19.7%と高い。年収1,000万円以上では新築マンションを購入する割合が40.0%と多くなっている。
住宅購入の価格帯は、2,000万円~3,000万円未満で35.0%。次いで3,000万円~4,000万円未満が32.6%だった。
頭金は500万円未満が54.3%と半数以上だが、1,000万円以上も24.4%となっており、頭金の出所については複数回答で、86.5%が貯金、43.0%が親からの援助と答えている。
一方、月々のローン返済額は5万円~10万円未満が64.2%で最も多かった。約8割が夫婦どちらかの収入で生活しており、現実的な額に設定されているようだ。
購入にあたっては、価格、間取り・部屋数、生活の周辺環境を重視したというのが上位にあがっている。さらに「子どものために検討したこと」を聞いてみたところ、幼稚園、小学校などの場所や周辺の安全性を優先していることがわかった。住宅購入に関しては81.4点と、満足度が高い結果になっている。
《前田 有香》
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