【高校受験】東京都立高の応募状況、最高倍率は日比谷・男子の3.41倍
東京都教育庁は2月8日、「平成23年度東京都立高等学校入学者選抜応募状況」(学力検査願書受付2日目締切状況)を発表した。
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都立高等学校の一般入試は、2月の前期募集と3月の後期募集が行われるが、今回発表されたのは前期募集の願書受付の最終日となる2日目の締切状況による集計値。
公表された資料によると、全日制普通科(コース、単位制、島しょ、帰国対象以外)108校の募集人員19,948人に対する応募人員は31,802人で、応募倍率は1.59倍。募集・応募はともに昨年を下回ったものの、倍率では0.01ポイント上昇している。
全日制専門学科では、全体の40校の募集5,027人に対し6,404人の応募があり、倍率は1.27倍(昨年比0.1ポイント減)。学科別では、集計別の14科目のほとんどが昨年度の倍率を下回るなか、家庭科、国際科、体育科、産業科が0.05〜0.34ポイント上昇している。
普通科・専門学科、単位制など含めた全日制の合計では、176校28,448人の募集に対し、43,159人の応募があり、応募倍率は1.52倍(昨年比0.01減)となった。
普通科(コース・単位制以外)において、応募倍率の高い学校は、男子では日比谷(千代田区)の3.41倍、秋留台(あきるの市)の3.29倍、戸山(新宿区)の2.96倍、女子では、三田(港区)の2.53倍、竹早(文京区)の2.51倍、足立東(足立区)の2.45倍が上位となった。募集人員に応募人員が満たない学校は5校(男子2校、女子2校)だった。
なおこの後、願書の取下げおよび再提出を経て、2月23日に学力検査(学校によっては24日まで)、3月1日に合格発表が行われる予定。
《田崎 恭子》
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