日本学生支援機構、「障害のある学生の修学支援に関する実態調査」
日本学生支援機構は3月31日、「平成22年度障害のある学生の修学支援に関する実態調査」の結果について発表した。
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
同調査は、全国の大学、短期大学および高等専門学校を対象に障害のある学生の修学支援に関する実態について把握し、障害学生の修学支援の充実に役立てるために実施したもの。
障害学生とは、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳および療育手帳を有している学生または健康診断等において障害があることが明らかになった学生。
調査方法は、各学校が同機構のホームページより調査票をダウンロードして回答を記入後、メール添付にて提出。回答校数は1,220校(前年度は1,224校)、調査期日は平成22年5月1日現在となっている。
調査結果の概要によると、障害学生の在籍学校数は前回調査より43校増えて785校となり、全学校数の64.3%となった。障害学生の人数は前回より1,707人増加して8,810人となり、全学生数に対する割合は0.27%となった。また、卒業者数は1,180人で、その進路状況をみてみると、進学者は235人(19.9%)、就職者は548人(46.4%)となっている。
なお、学校種別・障害種別の詳しいデータは日本学生支援機構のホームページにある調査結果報告書で見ることができる。
《前田 有香》
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