パンダは興奮、バクは動じず…震度5強、そのとき動物たちは
上野動物園公式サイト「東京ズーネット」では、東日本大震災で震度5強の地震に遭遇した際の、動物たちの様子を紹介している。動物たちの行動パターンは大きく3タイプ。
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それによると、地震に対する動物の反応は、「ジャイアントパンダのように興奮して走り回るタイプ」「驚いてじっとするタイプ」「まったく動じないタイプ」の3つに分けられるという。
興奮して走り回るタイプには、パンダのほかタテガミオオカミ、ハダカデバネズミ、ヤマネ、クロシロエリマキキツネザル、ブラウンキツネザル、カリフォルニアアシカ、モモイロペリカンなど。ヤマネは枝の上を走り回ったあと、ぶら下がって固まっていたのだそうだ。
驚いてじっとするタイプは、ホフマンナマケモノ、エゾヒグマ、カバなど。カバはプールの中でじっとしていたが、余震の後、寝室に戻る際に足を踏み外してしまったのだとか。
まったく動じないタイプは少数派で、ラマやバク。バクは地震の最中も、カシの葉を食べ続けていたそうだ。
なお、上野動物園では、地震の前に見られるといわれる異常行動は、とくに観察されていないという。それでも、微動を動物たちはいち早く感じていたのか、大きな揺れの前に、2頭のアジアゾウがぴったりと寄り添う様子が見られたという。
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