文科省、豊かなスポーツライフの実現に向けた「体つくり運動・体育理論」
文部科学省は、新学習指導要領に基づく中学校・高等学校向け「体つくり運動」「体育理論」リーフレットを作成し公開している。
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平成20年・21年に改訂した中学校・高等学校学習指導要領では、保健体育において卒業後に少なくとも1つの運動やスポーツを継続することができるようにと、体力の向上・知識の学習を重視した「体つくり運動」「体育理論」の指導内容を明確にし授業時数を示した。この改訂の趣旨を踏まえ、校種間の円滑な接続ができるよう、中学校・高等学校向けのリーフレットを作成したという。
リーフレットは「体つくり運動」の授業づくりの手立て支援例、指導計画の作成例、評価についてのほか、体ほぐしの運動や体力を高める運動、新しくなった「体育理論」などについてまとめられている。
中学校の「体育理論」では、「文化としてのスポーツの意義」を新たに学び、高等学校では、小単元で「オリンピックムーブメントとドーピング」や、「スポーツの経済的効果とスポーツ産業」、「スポーツと環境」など、社会的視点から考える内容を新たに学ぶとしている。
《前田 有香》
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