【中学受験・進学塾の悩み解決:希学園】宿題の時も、復習テストの時も、国語の記述問題ができていません

 希学園Cコース小5の母親です。志望校は大阪星光学院です。宿題の時も、また復習テストの時も、国語の記述問題ができていません。何も書かずに空白 の時も多いです。

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 「希学園Cコース小5の母親です。志望校は大阪星光学院です。宿題の時も、また復習テストの時も、国語の記述問題ができていません。何も書かずに空白 の時も多いです。「記述ゼミナール」の講座を受講したほうがいいか迷っています。」に回答します。

 最近の入試では、さまざまな学校で記述問題が増えてきています。大阪星光学院も2011年度は120点満点中、記述の配点が64点でした。本文中の言葉を使って答える問題だけでなく、自分で考えて答える問題もありました。ですから、記述問題を避けているようでは、大阪星光学院の国語では、思うように点数がとれない状態となります。宿題の時も、復習テストの時も空白の解答欄を作らないという意識で臨む必要がありますね。

 希学園の「記述ゼミナール」では、文法的に正しい日本語を書く力と処理速度をあげることを目的とした講座です。60分の講義と演習、30分のテストがセットになります。テストは添削され、2日後に返却されます。この講座をより有効に使うには、添削されたテストについての振り返りが重要となります。添削された部分のどこが間違いなのか、どの部分のことばを使えばよかったのか、など振り返り、模範となる解答をもう一度自分で書くという作業が必要です。これをすることで、正しい日本語表現、主語・述語のつながり、文末処理を身につけることができます。

 この見直しの作業をする時間を1週間の中でとることができるかどうかが、講座を受講するかどうかの判断材料になります。

 希学園はベーシックの宿題が多いため、1週間の時間の使い方がうまくできないと、成績は向上しません。「記述ゼミナール」を受講することで、ベーシックの宿題がうまくまわらなくなっては、本末転倒です。ですから、1週間の学習サイクルをみて、受講を検討してみてはどうでしょうか。

 希学園のCコースの国語のベーシックは、難解な文章、難しい記述問題も入っています。「応用問題」は記述の練習をするうえでは、有効です。もしも一週間の中に「記述ゼミナール」の受講と、それに伴う見直しの時間を取ることが難しいようでしたら、まずはベーシックの宿題を利用して記述対策に取り組むことで、記述の問題を解く方法を身につけていく方法がよいかもしれません。一度、希学園の先生ともご相談になるとよいと思います。

《中学受験 個別指導のSS-1 講師》

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