iPhone 4S、auとソフトバンクどっちが速い?
アップルが発表した「iPhone 4S」では、SoftBank版が下り最大14.4Mbps 上り最大5.76Mbps、au版が下り最大3.1Mbps、上り最大1.8Mbpsとなる。
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ソフトバンクの孫正義社長が、Twitterの「これ(通信速度の違いは)本当?」との質問に、「はい。」と回答した。
いうまでもなく、これは両社の通信規格の違いによるもの。ソフトバンクはW-CDMAのHSDPAに対応しており、一方でauはCDMA2000 1x EV-DO Rev.Aとなる。これは異なる通信規格のAT&Tとベライゾンの関係と同様だ。
iPhone 4Sでは、発信と受信に合わせて2つのアンテナを切り替える改良が加えられ、HSDPAの最大データ通信速度は7.2Mbpsを2本束ねた14.4Mbpsの仕様となっている。先日発表されたソフトバンクの3Gの高度化規格「ULTRAPHONE」(DC-HSDPA/HSPA+)には及ばないものの十分に速い。
ただ、この通信速度はあくまでも理論値であり、回線の混雑状況や環境などによって大幅に速度は変わってくる。ソフトバンクはiPhoneの取扱いを始めてから通信品質の不満を各方面から指摘され、基地局の整備やレピーターの貸し出しなど積極的におこなってきた。ソフトバンクの孫正義社長は、屋外の基地局の増強に関して「2010年3月に、電波改善宣言として6万カ所から12万に倍増すると発表したが、現在まで16万基地局を達成した」と述べている。
また、auはスペック上の速度は下り最大3.1Mbpsに留まるが、電波到達度が良いとされる800MHz帯を持っており、エリア面ではソフトバンクよりも有利との評価がもっぱらだ。さらに、先日の新端末発表会でKDDIの田中孝司社長は「インフラにはまだ余裕がある」と自信を示している。したがって、必ずしも通信規格による通信速度の違いが実際の利用で大きな差となるとは限らない。
なお、ソフトバンク/auどちらを選んでも、ワールドフォンとして200か国のGSMネットワークでローミングサービスを利用できる。
iPhone 4S、auとソフトバンクで通信速度が違う……実際は?
《椿山和雄@RBB TODAY》
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